全7ストーリー+オマケのラインナップは、微妙な心の揺れの描写がユギ風味でした。
(1~3話/ラブ・ストリーム)男と別れ帰ってきた弟の憲二、同僚で仲の良い篠、子供の頃に死んだ母親のカゲを交際相手の女に重ねる太一、三者三様の想いは…。み~んな心の奥底に秘めてる気持ちが、ちょっとづつズレていながらも、少し合わさって行くような感じでした。でも、終わり方が唐突すぎ。
(4~6話/さすらい)少年誌の副編集長・落合と、ファッション誌編集でカワイコちゃん♂好きの久保は付き合って無いがセックスする関係。落合のもとにバイトで入った松田が久保のツボど真ん中で手を出そうとするが…。 久保に「オッサン」呼ばわりされる落合の一途なところが きゅーん でした。花から花へさすらう久保が、ホントの気持ちにやっと気付いた時の涙も良かったです。
(7話/とまどい)↑の松田くんが出て来る、サイドストーリー。少年誌の連載漫画家専属アシ・河ちゃんは、副編に同行する松田と高校以来で偶然再会。しかし、先生が松田くんに一目惚れしてしまい…。 クールな河ちゃんのフツフツと沸き上がる 想い に戸惑うとこが、プッとキました。
(8話/なぐり愛)5歳からの腐れ縁、アキラとヒロシが恋人になるまでの話。最後まで張り合い殴りあって友情を深めてますが、激しすぎてついてけなかったデス…。
(9~11話/)新人の杉尾と同郷だったことから親しくなり、ハマっていった竹内は…。杉尾にはある秘密があって、なら、どうして竹内に?って思いました。ううっ、悲しい結末だったけど、何だか心に残る話。
(12話/漂流ときりきり舞い)社長の後妻との現場を社長の息子に目撃された男は、口止め料がわりに月イチのセックスを要求され…。終盤、この息子ってのが可愛い反応でした。ラストはラブラブハピハピ。あれ?でもこの2人には名前が無い?
(13・14話/夢が叶う12月)見どころの通り。コンピニのバイト仲間のデブくんがなかなか良い味出してます(しかも美人の彼女!)。ノンケに惚れたら負け、みたいな、でも相手が馬鹿でも放っとけない感じで、辛い片想いでしたが…最後はハピエンです。が!!部屋を貸したデブくんが大迷惑被ってました。
14話後半で、チョイ出の二丁目マスターの回想録。オールキャストです。