小鴨さんの他の本に比べて、主人公たちの性格がちょっと悪めです笑。意外、こういうのも書けるんですね!でも、なんか微妙に思春期男子としてはリアルなラインの未熟さにも感じられて、色んな意味でドキドキ。2人とも同じくらいの悪さだから需要と供給マッチしてて嫌な気分にはならなかったです。攻のキャラクターはあんまり見たことのない雰囲気で、あざといしずるいし意地悪だし欲張りだし、ちょっと怖いところがあるんですけど、そういうところがたまらなく好きなんだろうなぁと感じさせる受の業の深さもなんかリアル。えろも、すごくえっちで心臓バクバクしました。小鴨先生の作品はこちらの好み飛び越えてグッと世界観に引きずり込まれる表現力があって、とても好きです。