BLはエンターテイメントであり、フィクションであり、ファンタジーだと思っています。
同性愛について、昔よりはオープンにできる社会になりつつあります。
しかしながら、現実ではまだまだ偏見を持たれることも多く、本作ほどとは言わないまでも、
厳しい立場に置かれることもあるのでしょう。
周囲の理解があって、ひたすらイチャラブしている作品が多いなか、鋭い切り口の作品だと思いました。
(そういう作品を選択肢から故意に外しているからかもしれません)
ひたすら辛い描写が続きますが、明るい未来で締めくくられています。
良い作品だと思いました。
読んでいて苦しくなりましたが、最後まで読んで良かった。