読み放題でたまたま見つけて読みました。面白かったです。ちょっと前の韓国映画みたいだなーと思いました。韓国映画のバイオレンスが好きな方は楽しめると思います。嘆きのピエタとか息もできない、アシュラの様な人によっては胸クソ悪くなると思うタイプの作品。底辺にいる女性を軸として、そこに魂の入れ替わりも入り展開していきます。夫の女性問題が原因で薬を大量に飲む主人公、旦那の浮気相手と魂の入れ替わり。もうドロドロの展開しかない。韓国映画にありがちな暴力シーンがふんだんに有り、性描写も暴力的です。正直韓国映画をよく観ていたので割りきってたから読めるけど、前知識もなければ絶対受け付けない。うわぁーと思いながらも、ストーリーは面白かったです。凄く良かったのは、女性同士がお互いの不幸な境遇を身をもって理解し、それによって相手の幸せを願う境地に至った所です。もうそれがこの作品を一気に良くしたと思います。一気に読みました。 残念な事に、ラスト最後の5ページ程、意味わからなかったです。レビューにヒントがあるかもと探しましたが、わかりませんでした。 旦那みたいな人は家庭を持ったらあかんと言う事はよくわかりました。あの微笑みは?誰?何の意味があるの?結局全員どんな気持ちでいるの?作者様に聞いてスッキリしたいです。考察する相手いないから結局正解が見つからないのはキツいです。