作画の質が最初から最後まで同じでかつ丁寧に描かれており、お話も最後まできれいにまとまっていたと思います。
20年前に出会った二人がその時の気持ちを胸に日々を過ごし、主人公が落とした一冊のメモ帳を社長が見てから徐々に物語のスピードが上がっていく感じですね。
主人公が年齢=彼氏いない歴なので天然というよりは恋というものがわからないまま生きてきたから社長からのアプローチやモテ期が来たことに気づかなかったんじゃないかな。
社長は二面性がありますが若い時に会社を継ぐことへのプレッシャーで荒んでいた時があったのでその時の影響もあってお前呼びが出たんだと思います。仕事してるとわかりますがビジネス用の顔とプライベートの顔って本人が気づかないだけで誰しも持ってますよ。
話中、社長の元カノとか出てくるのかと思いましたがあまりドロドロとしたものは疲れるのでこれくらいの登場人物の数で個人的にはちょうどよかったです。