ネタバレ・感想あり妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~のレビュー

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私もそうだったんではないかと思いました。
ネタバレ
2025年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 当時、私も子供達の事が可愛く見えなくて母親なのに…ととっても悩みました。母親からは「お前がしっかりしないから」等言われ、旦那からは「精神が病むのは弱いからだ」「つわりは病気じゃないのに」と責められ…私自身姉から暴力を受けて育った事もあり、そのせいで精神が弱いだけなのか?とか色々考えてしまいましたが今は子供達も育ち1番上は21歳になりました。

当時のことは本当に申し訳無かったなとずっと思っていたのですが、最後の女医さんの言葉を思い出すシーンの「子供にとって良い母親じゃない」って悩んでいる時点でその女性はすでに真剣に赤ちゃんのことを考えているという言葉に涙腺が崩壊したのかと思う程泣きじゃくってしまいました。

現在は当時の旦那さんとは別れ他の方と結婚し、子供達と一緒に笑いあえる家庭になり、幼少期から望んでいた「幸せ」を手に入れました。

私の場合病院にも行きましたが、とても複雑な家庭環境で育った事や、旦那からのDVにトラウマと重なった事もあり、複雑すぎると病院から言われ、未だに認知の歪みや落ち込む事等も特に生理前になると出やすい状態なのは何となく理解していましたが、子宮外妊娠をして卵巣を片方取っているのもあり、人よりも女性ホルモンの乱れがもしかしたら関係しているかもしれないなとこちらの作品を見て思いました。

産褥期精神病という名前は初めて聞きましたが、生理の度にと言うPMSの存在は知っていました。

ですが、どちらも女性ホルモンだけでそこまで酷い状態になるのは知らなかったので一度病院で相談してみます。

本当にこちらの作品に出会えて良かったです!!
辛い体験なのに描いて頂き本当に感謝致します。
とても良い作品でした
ネタバレ
2025年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 産褥期精神病という病を、今作に出会うまで恥ずかしなら知りませんでした。望んで宿った愛しい命を、拒絶してしまう主人公の不安、絶望たるや計り知れません。回復したと思った矢先、また症状が現れ…先の見えない闇の中で、どれほど苦しい思いをしなければならないのだろう…と。主人公の努力や、旦那さんの献身的な支え、生きることを諦めない強さが胸を打ちます。翼くんと家族みんなで幸せな人生を歩んでいってほしいな。素晴らしい作品を生み出していただきありがとうございます!
壮絶
ネタバレ
2025年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告を見て気になっていました。産褥期精神病の存在は知っていましたが、こんなに症状を詳しく知ることはなかったのであまりの壮絶さに驚きました。大変な中、多くの人に知る機会を与えてくれた作者の方に感謝します。
何度も涙を流しながら読みました。
ネタバレ
2025年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出産はとても大変だということや、マタニティブルーや産後鬱の症状は知っていましたが産褥期精神病というのはこの作品で初めて知りました。

私は子供を授かる予定はありませんが、最近出産した友人、出産を控えている友人がいる為、そういう病気があるということを知れたことは本当に良かったと思います。

身近な人が辛い時に、知識があるのと無いのとでは寄り添える範疇も変わってくると思うので、何かあった時は自分が友人の味方になれるようにしたいと心から思いました。
似て非なる疾患があり、勉強になりました。
ネタバレ
2025年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者様ほど重篤ではありませんが、似たような疾患を持っているので、広告で拝見してすぐ購入して読ませて頂きました。
経験豊富なお医者様でも、すぐに正しく判断できない場合がある事を再認識しました。
女性ホルモンは本当に厄介ですね。。

私も女性ホルモン系の疾患があり、月経が自然に来ません。(無月経というものです。)
生理がないのは楽だからと特に治療していなかったのですが、ある日から急な息苦しさや動悸を感じ始めました。
これが、女性ホルモン(無月経)が原因だと辿り着くまで、さまざまな検査を行いましたが何も異常出ませんでした。
いつ症状が出るか分からない事が怖く、どうしたら治るんだと焦って過呼吸になり、酸素過多?で手足が痺れて倒れ、救急搬送された事もありました。
息苦しい時間が長すぎて、死んで楽になれたらなと思った事があり、今思うと本当に恐ろしいです。

女性の方はどうか、一般的な診察と共に、女性ホルモン系も疑って調べてみて欲しいです。
適切な治療や投薬に出会えるまで、どうかあきらめないで。
経産婦でもそうでなくても皆に読んでほしい
ネタバレ
2025年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告から入りましたが、最後まで読んでしまいました。後半涙があふれて止まりませんでした。
心理学を少しだけかじったことがありますが、ちなつにとって丸みを帯びたものがどのように飛び込んでくるのか、その描き方に圧倒されました。内容ももちろん、絵のタッチもご自身の経験がなくては描けない作品だと思います。櫛やドライヤー、粉ミルクのイラストの違和感や配色、圧巻です。
素晴らしい作品です。
ネタバレ
2025年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 課金した甲斐がありました。私も産後死のうと思ったことが何度かあります。夫に子供を託し、ふらっと外へ。道路を走る車を見てこの車の前に飛び出せたら死ねるかな?と思ったのを覚えてます。私を救ってくれたのは実母でした。実母がいなければ私は死んでいたでしょう。みんな言わないだけで辛い思いをしている。作者さんはもっと大変な思いをされたと思いますが。作者さんの周りのご家族ももちろん凄いですが、ご主人がすごい人間が出来た方だなと思いました。私がご主人の立場ならそんな声掛けが出来ないなと。途中では嫌な看護師などが出てきましたが、素晴らしい看護師さん、患者に出会い、最終的にはハッピーエンドで良かったです。私も福祉関係に携わっているので、この漫画に出て来るような素晴らしい看護師の方になりたいなと思いました。作者さん、ご自身が1番辛かったと思います。それを乗り越え、この素晴らしい作品を書いてくださりありがとうございました。
普通?異常?が理解できない
2025年9月6日
これは女性の疾患の話ですが、女性だけではなく全ての方に読んで欲しいと思う話でした。賛否があるのも作者の方がリアルを伝えてくれているからだと思います。価値観の違いや環境の違い、経験の違いで賛否が出てくる。不快に思うのも切なくて泣いてしまうのも、それが自分の普通だと思わないでください。誰かにとっては普通ではないのだから。

私はDVをされた過去があります。実家に戻り事情を話すと、母親から「痴話喧嘩じゃん」と言われました。共依存に陥った私を、殴られ罵られるのに逃げなかった私を、母親は理解できなかったのです。
この本には精神的に普通ではない、病名のつく方がたくさん登場します。そしてそれを私たちは理解できません。普通ではないから。それと同時に、疾患のある方も普通を理解できません。
だからといって、お互いに相手を蔑んでいいわけではない。この本は、相手を理解する姿勢が大切なのだと伝えてくれます。心の底から優しい旦那さんに頭が上がりません。本当の愛を見た気がしました。
とても良かった、多くの人に届きますように
ネタバレ
2025年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後まで読みました。
本当に回復に向かって良かった。
わたしは精神疾患を持つ人間ですが、共感できる苦しみがたくさんあって、本当に苦しかったのだろうと痛切に感じる漫画でした。
作者さんの体験談とのことですので、優しい人に囲まれて、幸せに生活してほしいと思います。

それと同時に、低評価のレビューを読んで、これが現代日本の精神疾患への無理解の表れなのだと強く感じました。
客観的に見たら「いやいや、ありえないでしょ」と思わせるような看護師さんたちの冷たい対応に関しても、特に心が弱っている時、相手にとっては何気ない言葉でも全てが自分を攻撃するようなものに感じられるものです。この人たちは自分を蔑み、嫌い、消えてしまえばいいと思っていると感じるものです。
そしてそれらは、往々にして本人が自分自身に対して強く思っていることでもあります。自分は自分に消えろと思っているのだから、ほかの人だってそうに決まっていると考えてしまうんです。
考えが甘いだとか、家族が可哀想だとか、そんなことは他人に言われるまでもなく、自分自身が一番思っています。作中でも描かれていたように、普通になりたい、まともな人間になりたいと苦しんでいます。だからこそ、病名がつくと安心するものなのです。
この漫画で描かれている心情の描写は非常にリアリティがあるので、だからこそ「精神病の患者はこんな風に考えているんだな」と理解の足掛かりになればいいなと思います。
当事者でない限り全てを理解するのは難しいと思いますし、寄り添うことを強要することも不可能ですが、「こう考えているのかもな」と否定的な見方をする人が減ると良いですね。
自分も苦しんだ過去があるので、とても勇気づけられました。少しでも多くの人にこの作品が届くと良いなと思います。
辛い過去を発信してくださったことに感謝
ネタバレ
2025年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1児の母です。
20歳の時に妊娠、21歳で出産しました。
妊娠した時は結婚もしておらず
中絶を視野に入れながらも
お腹に宿ってくれた存在が愛おしく思っていました。

でも妊娠後期から産後1年ほど
ホルモンバランスに振り回されました。
常にイライラ、子どもは6ヶ月くらいまで
可愛いと思えない、自分も大切にできない
でも理由がわからない。そんな日々でした。

そんな私の症状なんて大したことない。
ここまで大きく人を変えてしまうケースもあることを
知りました。
自分で原因と解決策を模索する作者様を尊敬いたします。

仕事仲間も妊娠中〜産後1年ほど
音信不通になっていたので
もしかすると..と想像しました。

今一緒に生きていてくれる息子にも
周りの人にも改めて
感謝の気持ちを伝えていきたいです。

絵どころか文字を書くことすら
困難な時期を乗り越え
とっても可愛い絵と共に
壮絶な過去を描いてくださり
本当にありがとうございます。

作者様とそのご家族皆様が
これからも幸せな日々を過ごせますように!
もしかしたら
2025年9月1日
私も抗うつ剤を飲んでいます
この漫画を読んで、もしかしたら将来的にこういう症状がでたりするかも知れないと勉強になりました
難しいな
ネタバレ
2025年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ こういう話で一番難しいと思っているのは謎解きまでにかかるテンポだと思う。ヒューマンドラマというよりはミステリーの路線で進行してるので謎に至るまでの手順が長かったり、謎解きや種明かしまでが長すぎるとただの苦行にしかならないので、こういう課題をミステリー調でやるのは少し難しいと思いました。読者が理解に至るまでが長くなれば短絡的な自己結論で誤解されかねないので、2時間ドラマくらいのテンポだと理解しやすいかなと思いました。ただ2時間ドラマだと当人や家族の苦悩が表現しきれないのだと思います。

どういう風な発信が妥当なんですかね?

この手探りの状況の中夫が理解ある人で家族が協力的なのが救いな気もする。家族との関係の構築がうまく言っているんだと思いますが、今の時代それはラッキーな事のようにも思えてしまうし、夫も理性的になろうと必死にもがくところがあるので、下手をすると極限状態になりかねない。ホルモンという制御できない物質の危険性とどうやって向き合っていくかなんですかね?難しい議題。
いいね
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私も産後直ぐに母性は湧かなかった
2025年8月30日
母性神話に私も陥り産後悩みました。初産、悪阻もひどくお産も30時間越え、生まれた時はそう言うのが正しいのだと思い『ヤットアエタネー』と言葉をかけた長女。母子同室で我が子を見ても愛おしいよりも『コレが入ってたのかー…』と。
泣いて抱き上げれば簡単に泣き止むと思っていたのに泣き止まない。当たり前に出きると信じていた授乳は、母乳を上手くのませられず乳首に亀裂が入り激痛。(それでも16年前は母乳育児最高!!と雑誌がもてはやし、産院でも『母乳の足らずは砂糖水で補いましょう。腹持ちが悪いので泣く度にお乳を含ませて』との指導だった。)退院後も千切れた乳首で繰り返さなければいけない授乳。なんでこんな辛い思いばかりして…でも、可愛いと思えないなんて、口が裂けても言えない。コレは可愛い!コレは可愛いと、自分に言い聞かすようにしていた当時を思い出しました。「お母さんは沢山お乳出てたのになぁ?お母さんの子やのにおかしいなぁ…」という、実父の何気ない言葉にも傷つき追い詰められました。
そんな私の辛さを軽減させたのは、おおらかな?実母が私の了承を待たずに与えたミルク(笑)『あんたは先にその乳首治し!あんたも妹もミルク飲んでた!母乳となんもかわらん!ミルク飲ませれる時はミルクあげとき!』有無を言わさぬミルク(笑)一瞬のモヤモヤと怒りのあと、『私じゃない。母がやっちゃったから仕方ない』と、母のせいにできたことで、スーッと心がかるくなったのでした。あの時、私の押し潰されそうな母性の責任の一部をもいで背負ってくれた母には感謝しかありません。もちろんその後長女は可愛くて仕方なくなりました。2人目3人目を産み、産後直後から可愛いー!!!と思えた時、1人目の時の余裕のなさを痛感もしました。
作者様の過ごした数ヵ月とは比べ物にもなりませんが、息子さんへ向ける感情の変化、眼差しの変化に心を揺さぶられました。素晴らしい作品です。
涙が止まらない
2025年8月30日
「妊娠したら死にたくなった」というタイトルだけをみると、センセーショナルで重たい印象を受けます。しかし、実際に読んでみると、それは誇張では全くなく、多くの女性が直面する”現実の苦しみ”を率直に描いた作品であることがわかります。妊娠=幸せ、という世間的なイメージとは裏腹に、作者は自らの体験をもとに、つわりやホルモンバランスの崩れによる精神的な落ち込み、そして社会や周囲の無理解に追い込まれる孤独感をありのままに綴っています。
特に印象的だったのは、「死にたい」という言葉が決して大袈裟ではないことを、丁寧なエピソードの積み重ねで実感させられる点です。些細に見える日常の不便や体調不良が、積み重なることで、どれほど心を蝕んでいくのか、作者の描くリアルな感情は、妊娠を経験した方々には共感を呼び、未経験の方には想像をするきっかけを与えてくれます。また、パートナーや家族の反応、職場での立場など「社会全体が妊娠をどう支えていくか」という課題にも光を当てており、個人の物語にとどまらず普遍的なテーマを提示してあると感じました。
男性にも読んでほしい
2025年8月29日
女性はもちろん男性にも読んでほしい作品。
産婦人科とかでも作品を紹介しても良いぐらいだと思う。
作品が難しくても、産後うつやマタニティブルーと共に病名を公表して広げていくことが必要だと感じた。
感動しました。
ネタバレ
2025年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私も生理は重い方でしたが、ここまでにはなりませんでした。でも、誰がなってもおかしくないのかもしれないと思うと、本当に怖いなと思いました。これはドラマ化して欲しい作品でもあります。女性だけでなく男性にも知ってもらいたいです。
そして、人生を諦めないでいてくれて、この作品を書いてくださった作者さんに感謝します🙇‍♀️
テレビやSNSでも取り上げてほしいです。
ネタバレ
2025年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告で見て課金して全話拝見しました。
私は産めない体なのでこの気持ちは想像でしか寄り添えないですが、こういう事もあるんだなと分かって良かったです。
生理の周期でイライラ感(PMS?)があったので、妊娠したら余計に乱れるのですね。当たり前だけど経験や知識がないと分からない事です。
作中で先生が言っていた「母親を神格化している事に危惧しています。」という言葉が物語っているように感じました。
私の憶測ですが、この病気が世間で認知されていないせいで周りの対応も悪く長引いてしまって手をあげてしまったり、ネグレクト?みたいな事にまでなっている人もいるのではないでしょうか?あと離婚で引き離されたり・・・。
女性ホルモンによる体調と精神の不安定は妊娠をしなくてもあらわれる症状なので、老若男女問わず“生理になるとお腹が痛い“だけではなく“精神的にも不安定になる“という事と“妊娠したら余計に精神が不安定になる“ということを知ってもらいたいです。
そして人によっては“軽い人“も“重い人“もいるという事を。
生理のお腹の痛さは経験できる器具があったり、妊娠した時のお腹の重さを体験することは出来ますが、精神的な事にまでは考えが及ばないと思うので、この本が世間の人に広まればと思います。
全員読んで欲しい
2025年8月28日
これは学生に教科書として読んでもらってもいいと思います。
私は妊娠したことはないですが、PMSがひどく希死念慮が強くなり、このままでは自死してしまうという不安から婦人科を訪れました。

なんとなく精神病だったり、婦人病に抵抗がある人が多い気がします。
本人が一番しんどい、周りもしんどい。
病名がつけば治るとほっとした気持ちもわかります。
こういう話を興味がある方だけではなくて、興味が無い人も読んで欲しい。

母親になることは簡単なことじゃない
それは男性にもわかってほしいことだと思いました。
もっと早く読みたかった
ネタバレ
2025年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 千夏の苦しみ、恐怖、周囲からの孤独、自責、希死観念、全てを経験しました。
あの頃、「愛おしいのに病気のせいで気持ちが閉ざされて出て来ないだけ」ということが理解できなかった私に、この本を贈りたい。
子どもが愛せないと苦しみ抜いて、なんども死のうとした自分を、苦しみは愛情の証だと抱きしめてあげたい。
今は大好き、愛してると堂々言えるようになった息子は21。
今でも私はあの頃を悔やんでいるし、息子に「つらくなかったか」と訊けずにいる。
知識も認知度も少なすぎて、こんなに長く病みつくことになってしまったけれど、今は幸せ。だってあの子に大好き、可愛いといくらでも言える。
でも、母子が最も濃密に過ごせるあの頃を、返して欲しいとは思っている。
私のトリガーを引いた奴らに、取り戻して返せと怒鳴り込みたい。
ごめんね、こんな母親で、でも今は全力であなたがだいすき
もっともっと広がって欲しい
ネタバレ
2025年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ もっと人が知り理解することで、助けになれる力になれる。苦しんでいる人には少しの希望になれるように死なないで欲しいと切なる思いで、辛い記憶を作品として出して下さった作者方には感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。
宣伝での精神科病院の下りを見るのは、精神的にキツく医療者に対する嫌悪感があり見るのを躊躇ってました。
ご本人の戦う様、支えられたご家族の愛や絆はもちろん患者に向き合って関わる医師、看護師の方もおられ救われました。嫌悪を抱くのは初めだけで、色々な事を考えるきっかけを与えてくれた素晴らしい作品に出会えて良かったです。
PMDD
ネタバレ
2025年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はPMDDで9年闘ってます。
だから理解できる、薬で脳みその形がわかる不快感や子供に対しての嫌悪や命を捨てたい衝動。
妊娠中の寄生感で破り出したかった
ピル飲めば多少は落ち着くけど2割程度、どんどん違う症状出るし暴力的にもなる、薬も効かないし子宮も取れない。
何月過ぎ体も変わる、元には戻らない。
辛いよね
辛いママに読んでほしい
ネタバレ
2025年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は主人公ほどではなかったかもしれないけれど、今思えば同じような病気だったのかもしれません。
産後うつと診断され薬も飲みました。授乳するのもすごく辛くて、可愛くないから施設に預けたいと泣き狂っていました。
死にたい死にたいと思い旦那に依存していました。母親失格だと自分を責めました。
そんな子供ももう14歳。下に10歳の子供もいますが家族仲良く常に大爆笑なやかましい家庭になりました。
今自分の命の何倍も可愛い子供達に正常に愛を注がなかったのが信じられない。授乳中嫌悪感で泣いていたのが自分でも理解できない。
だけど事実なんです。いま、もし辛い思いをしているお母さんがいたらどうか希望を捨てないで。
子供を心から愛せる未来はきっときます。
共感する部分もありました
ネタバレ
2025年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 閉鎖病棟への入院経験があるので、院内の日常はかなりリアルだなと感じました。
保護室にいたこともありますが、本当に孤独で不安に満ち溢れてました。
+で拘束ともなると私も叫んでいたと思います。
看護師さんたちの対応は少し酷いなと感じる部分もありますが、本人が感じている時間軸と本当の時間軸にズレがある場合があって
即対応は難しい病院も多く、まぁ仕方ないなというところ。
先生については個人的に許せないです。
同じ母親として、入院経験者として、どうして精神疾患の専門知識がある人間が気の持ちようなんてわかりきったことをあの場面で言うのか理解に苦しみます。
そんなことは本人たちが一番わかっている上で縋るしかないのに…

辛い経験だったと思います。
でもこの経験も絶対に無駄じゃないです。
無駄じゃないと言うことで、無駄にしないと自戒している部分が大きいですが
人にない経験をしているというのは何よりの財産です。
お互い子育て頑張りましょう。

この作品を読めてよかったです。
私があの保護室で、閉鎖病棟で感じていたことを
あの看護師さんの描写で救っていただけた気がしました。
素晴らしい作品、経験談をありがとうございました。
低レビューは最後まで読んで無さそう
2025年8月24日
最後まで読まないとこの漫画の本質がわからないと思います。精神病棟の看護師はゴミのような性格だし、旦那さんがフィクションか?と思うほどに聖人。さらに何度も何度も治ったと希望の光を見せておいて再発悪化…という流れに、これがリアルなのかと思いつつも物語としてはイライラしてしまう展開です。
でも、全ては「病気」のせいで、自分じゃどうしようもない問題。もともと抗不安薬を飲んでいたのに子供作って身勝手だ子供が可哀想だみたいなレビューコメントもありましたが、この作品をなにも理解してないと思いました。抗不安薬飲んでた経緯があっても子供は作れるし、いままで全くもって元気だった人が同じ症状になることだってあるんだから。

1000人に1人、珍しいようにみえて全然多い。
おそらく発症してしまったら、しぬか離婚かはする可能性も高いと思う。

こういうことが起こり得る ことを、もっと多くの人が認識するためにもぜひ読んでほしい。
知れて良かった 感動した
ネタバレ
2025年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妊娠、出産を考える全ての女性に知ってほしい。主人公や周りの家族の苦労やしんどさは計り知れなかったと思うが、本当に退院できて良かった。この病気を初めて知ったが、もっと多くの人に知識が広まってほしいと思う。
我が家と真反対な内容に
2025年8月22日
羨ましいしかなかったです。
自身が辛くなりました。あまりに自身が恵まれなく、周りから援助やらないので。
初めて知りました。
2025年8月21日
私は妊娠、出産は諸事情にて経験してませんが、このような病気があるとは知らず、たまたま無料だからと読み始めましたが想像を絶する内容で涙なしには読めませんでした。
確かにマタニティーブルーや産後うつという病気は多くの方が耳にした事があるとは思いますが、この病気を知らない方で悩んでる方はきっといると思われます。
作者の方の実体験を元の内容なのでささることが多く、
こうやって漫画として、みんなに周知しやすい形で描いて頂いているからこそ、もっとこの漫画が世の中の人の目に止まり病気を知ってもらえるきっかけになればと思います。

私自身も伝えていきたいと思います。知るきっかけを頂きありがとうございました。
最後まで読むまで想像も出来なかった
ネタバレ
2025年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告とかで見て、産後うつとかそういう系の話かなと思っていました。何となく気になり何度目かで最後まで購入して読んだのですが…この漫画は該当するお母さん達の救いになると思いました。病名が広く知られていないとの事なので、本当に広まって世間に理解を得て欲しい。読んでいて泣いてしまった。

私も一時期自分がおかしくて滅茶苦茶で、怖くてとにかく自分が自分じゃないような日々に疲れ、もしかしたら病気かもしれない。病気なら治るって事だ…!と、精神科を受診した際(後でとても評判の悪い病院と知る)少し話しただけで「あなたは病気じゃありませんよ。気の持ちようです。甘えですよ。」と切り離された時にもう救われないんだと絶望して死のうとしたところを看護師さんに止められました。後に別の病院でテストのようなものを幾つか受けて、鬱病と診断…。病名が付くことで安心するという場面を見て、本当にそうだと思い出しました。決して病気になりたい訳じゃない。これで治療ができるという光なんですよね。

最後まで読まないと大切なことが伝わらない漫画なので、本当に最後まで読んで欲しい。無知の恐ろしさも感じました。作者さんにタイミングがあって良かった。あのまま病名に辿り着かなかったらと思うと…ゾッとします。
巡り会えたことに感謝
ネタバレ
2025年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 体が動かない、食べ物が食べられない、上手く眠れない、そしてものすごい不安感、恐怖感を感じて原因を調べていた時、広告でこの漫画に出会いました。
元々自分でパニック気味だとは感じていましたが、女性ホルモンはそこまで意識したことがありませんでした。
そうこうしているうちに何と、生理が来まして、症状が落ち着いてきました……!(これ、進〇ゼミで今やったところだ……)PMSやPSDDなどかもしれないので婦人科で相談してみようと思います。

最後まで読んで、作者様のご経験談である事に驚きました。どうか沢山の人に届いて欲しい作品です。この漫画を描いてくれて、本当にありがとうございます!
最後まで有料で読む価値あり
ネタバレ
2025年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今月出産したばかりですが、作者の気持ちに共感できる点が多く集中して読み進めることができました。命懸けで守り抜いた我が子に対して制御できない相反する感情と行動がとても苦しい気持ちになりました。自身も生理痛などPMSの症状が強く出るタイプなので、気持ちをコントロールできない不快感はよくわかります。また旦那さんの理解がある家庭でよかったですが、この病気は知名度も低いためただただ苦しみに耐えているお母さんがまだまだいるのだと感じました。この作品を通してもっと広く知れ渡り社会の関心が向けられるべき問題だと感じました。泣けます。
妊婦さんこそ読んで最終話まで
ネタバレ
2025年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めは精神的に読んでてしんどい漫画だなぁと思って最終話まで読むか迷いましたが、途中で切らなくてよかったです。
妊娠の前後で起きたことならその病名に思い当たりそうなのに、、、とも感じましたがそれ以上に専門の医師の間でも知られてない病気ということが怖いなぁと感じました。
この漫画が世に出たことで、怖がる妊婦さんよりそういう事例があると知れたことで逆に助かる妊婦さんの方が多いと思います。
知らないことの方が怖い。

医療従事者のこと悪く描いてると言ってる方もいますが患者から見た視点をリアルに描いてるだけで、そこをごまかして綺麗に描いたもの見せられて逆にどうなのでしょう。
むしろそんな環境でも寄り添ってくれる看護師さんがいることが知れて良かったです。

私も9ヶ月の子を育てる母ですが、翼くんの笑顔に泣かされました。
子どもの笑顔は全てを吹き飛ばしてくれる威力がありますよね。
どうか作者さん、旦那さん、息子さん、これから家族3人で穏やかに暮らしていけますように。
本当にお疲れ様でした。
心が揺さぶられた。
2025年8月20日
男性です。医療職をやっています。良くも悪くも病院や職場の状況、それに対する受け手の心情。本当にリアルだなと感じました。だからこそリアリティがあり心を揺さぶられました。ネタバレは控えますが情報量としては漫画のレベルを超えていると感じました。新作が出たら読みたいです。先生が描かれるキャラクターは魅力的なので終始ニコニコした王道の恋愛マンガも読んでみたいなと思いました。
親になる人、医療関係者にぜひ読んで欲しい
ネタバレ
2025年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段有料で読むことは殆どないですが、購入して読んで良かった。泣けました。感動しました。私も似たような経験があります。この漫画で少しでも誰かが救われます様に。私は読んで少し前向きになれました、作者様、ありがとうございます。
出産は命がけであることを教えてくれた
ネタバレ
2025年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一気見してしまいました。自分の産後を思い出すとともに、こんなに大変な病があるなんてと涙がとまらなかったです。
幸せな結末でよかったです。この漫画が世に出ることで救われる人、救われた人がきっとたくさんいると思います。書いてくださり、ありがとうございました。
医療現場がリアル過ぎてイッキ見しました
ネタバレ
2025年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告から飛んできました。タイトルとあらすじ見て気になりました。同じ母親であり医療者側としての目線で、実体験って事を念頭に置いて読んでみて、もの凄く心揺さぶられました。
母親目線で見ると、本当に妊娠出産て奇跡だし、当たり前に子育てしている現状が普通ではなく、たまたま奇跡が延長してるんだ、精神病は本当に誰がいつかかってもおかしくないんだなって改めて思い知らされました。
作者さんの病名が判明して安堵されてる感情は、同じように病気の治療法が見つかって安心される患者さんを見てきたので凄く印象的でした。
看護師の対応は、脚色なしで病棟のリアルを感じました。精神科病棟には実習でしか行ったことないですが、拘束経験者がその時どのように感じているのかよく分かる描写で、凄く考えさせられました。
経験年数や個人スキル、その人の性格などもありますが、対応や言葉遣いに対しては、現場でも正直思うことはあります。患者さんはあなたより年上で友達でも身内でもないんだよ?自分の親や祖父母が若手看護師に同じ対応されてごらん?と問いかけたくなるようなことも。
ナースコールの対応の遅さは、やはり人手不足は否めないかなと。ただ、頼まれたことや質問に対して真摯に対応するのは当たり前じゃ…と、思ってしまいました。恐らく色んな現場でもこのようなことはあると思います。その点、心に寄り添ってくれる男性看護師の傾聴姿は見習うことばかりでした。
言葉は魔法。言い方や言葉遣い一つで凶器にもなるし救いにもなるんだなって勉強になりました!
最後まで読んでから感想を書き直してほしい
ネタバレ
2025年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中まで読んで酷評つけてる方には全部読んでほしい。

私はどの表現も過剰とは思わなかったし主人公が特別悪いとも思わなかったけど、あまりに途中のレビューが酷評ばかりで辛く、暫く途中で止めていました。すべて読み終わった今となっては、その酷評こそが理解されていない病気の縮図だと思いました。

自分ではどうにもならない衝動、効かない薬、繰り返される絶望と恐怖、そして希望。
何よりもこんな素敵な旦那様、こんな素敵なご家族がいるのはもともとの主人公の人柄だと思います。元々頑張りすぎる、素直すぎる、物語の途中からも見え隠れするいろんな角度から物事を考えようとする聡明さの片鱗……こんなに綺麗な絵を描く繊細さ。
そんな作者様が、ホルモンの過ぎた悪戯に負けることなく、こうして世にこの作品を出してくださった。

私は出産経験はありませんが、学生の頃はずいぶんPMSに悩まされました。どうしてこんなに過食や破壊衝動が起きるのか、地球が滅びればいいのに、いや何もかも嫌いで嫌な自分が消えたほうが早いと毎月思い詰め、大事な人に異常だと言わせてしまったこともありました。
雑誌だったかネットだったか…「PMS」の存在を知ったときの安堵は計り知れなかったです。これだ!私を苦しめていたものの正体がやっと分かった。と思いました。
漫画の中にもあった「何と戦っているのか」が判明したとき、本当に目の前に光が差したようでした。

私なんかよりも産褥期精神病はきっともっともっと辛く、自分だけでなく周囲までも苦しめ、かけがえのない子供に危害を及ぼしてしまうかもしれないことだと思います。でも、私まで救われた気になりました。本当に良かった。

赤裸々にリアルな作品を読ませてくださってありがとうございました。この漫画を通じた追体験のことを忘れませんし、もし周りにこれかもってことで困ってる人がいたら絶対に教えます。
苦しむ本人だけでなく、支える周囲にも希望や可能性を信じさせてくれる物語だと思います。
なんとかしてみんなに読んでほしい。小説版もあったら漫画に馴染みがない人(偉い人や大人や活字が好きな人)にも読みやすいと思いました。

途中で、作者様ご本人の体験だよね?こんなに長く漫画かいて大丈夫かな……?と心配になりました。
どうかご無理なさらず、ずっと幸せでいてほしいです。
指定図書にしてほしい!
この本がもっとより多くの人の手に
ネタバレ
2025年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は22歳 女性です。
この漫画を通して気づいたことを拙い文章ではありますが綴らせていただきます。

自分の命をかけ子供を産み、母親の愛というもので我が子を包み込み、大事に大事に育てていく。それが私の思う「母親」で、また世の中の人達の思う「母親」で。
それが母親のあるべき姿であり、そうあることが当たり前ならば、世の中のお母さん達はどうやってお母さんになるという結論まで導き出したのか、私はいつも不思議でした。

今の世の中では理想の母親像を「あるべき姿」というような風潮がまだまだ根強くあるように思います。
作中の成海先生が言っていたように、その理想の母親像が「当たり前」だとされる風潮が、母親になった多くの女性を悩ませ、追い詰め、時には自ら命を絶ってしまう状況を作り出すのだと、この本を通して強く感じました。

子供を産んだからといって、スイッチが切り替わるように理想の母親になれるわけではないし、胎動だって自分一人だった体の中にもう1つ命が宿り、それが予想外の動きをするのだから、気味悪く感じてしまうこともあるだろうし、産まれたばかりの子を全て愛おしいと思えないことだってあると思います。
けれどそれを吐露することは今の世の中ではなかなか厳しい。

また、女性ホルモンの作用がどれほど多岐にわたるのか、個人差があるのか、その事についてもなかなか知られていないように思いました。現に私も、PMSとPMDDに罹っているので女性ホルモンがメンタルや体調に影響することは知っていましたが、作者様が経験した産褥期精神病のように、人を狂わせ普通を奪い、死が救済だと思ってしまうほどの影響があることは知りませんでした。

私はこの本がより多くの人の手にわたり、産褥期精神病について、女性ホルモンの影響について世の中にもっともっと周知されて欲しいです。そして世間が抱く母親像になれなくてもいい、それが全てではないともっと世の中に「母親」に対する認識が変わって欲しい。
そして世のお母さん達がこれ以上苦しみ自分の命を絶つことがないよう心から願いますし、私も出来ることを探そうと思います。
最後になりますが、思い出すのも苦しいような経験をこのように本にしてくださって本当にありがとうございます。きっと作者様の本が、同じ悩みをもつお母さん達に救いの手を差し伸べてくれると思います。
広告に惹かれて読みました。
ネタバレ
2025年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告に惹かれて、ひとまず無料分だけ…と思って読みました。
結果的には単行本を最終巻まで購入して、一気読みしました。
いろいろな人の思いを感じ、後半は涙が止まりませんでした。
希望がある終わり方で良かったと思いましたが、実話だったのですね。
辛い気持ちを乗り越え、こうして読みやすい形で作っていただき、感謝しています。
この病気で苦しんでいる方、そうでなくても辛い思いをしている方はいらっしゃると思うので、いま辛い気持ちでいる方にもより良い未来が来ることを願って止みません。
伝えてくれてありがとう
2025年8月18日
こんなにも辛い経験を、こんなに分かりやすく美しい漫画で発信してくださりありがとうございました!

私も10代、20代前半、精神病棟に閉じ込められ自尊心を失う経験をしました。
どれほどお辛かったか……想像を絶します。

貴方様とご家族、味方になって下さった方々に心から敬意を送ります。
(文才がなく申し訳ありません💦)

どうかお幸せでありますように!!この状況が誰にでもあり得ることだと世の中に広がりますように。。
身が引き締まる想いです。
ネタバレ
2025年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ わたし自身、女性であり医療者であり今後母親になるかもしれない年齢です。広告から飛びましたが、どれも人ごとには思えず最終話までみにきました。
精神科病棟での勤務はしたことないですが、錯乱状態になる方は何度も見てきました。途中出てきた看護師や医師の言動はひどい部分も沢山ある一方で、共感してしまう部分があるのも事実です。
それでも、患者さんにとっての不安や家族の心労は計り知れないものだと改めて痛感しました。
これからもプロ意識を持って向き合っていきたいなと思います。女性としても、この病気が広まり、治療法が確立されることを祈ります。
妊娠前〜産後のお母さん、家族へ
2025年8月17日
最初の子を帝王切開で出産後、授乳室でなぜだか衝動的に新生児を床に叩きつけたくなるような衝動がありました。
帰宅後も子どもの首を絞める夢を見て、飛び起きたこともありました。(実際に手が首の上にあったことも)
気付いたらその衝動は無くなっていましたが、きっと酷くなったら彼女のようになっていたと思います。
私は事前に『産後はホルモンにとんでもなく振り回されるよ!』と聞いていました。だから衝動が起きると「(ホルモンに)振り回されない、振り回されない」とよく唱えていました。
このような病気があることを妊娠前から産後のお母さん、ご家族は知っておくべきことだと思います。
今は3人の母として平凡に過ごしています。
衝動は最初の子の時しかありませんでした。
最初の子にそんな衝動を感じたことを今まで誰にも話したことはありません。
このマンガに出会えて、ここで初めて吐き出させていただき、感謝します。
作者様がいつまでもご家族皆様とお幸せでありますように。
病名がわかって、本当によかった…!
ネタバレ
2025年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後まで一気読みしました…!
主人公とご家族の皆さん、本当に辛かったですね…っ。
自分でどうすることもできない恐怖や、家族の異常な姿に絶望してしまう描写がとてもリアルで、引き込まれてしまいました。

私も10代の頃、手足の震えや眠気、倦怠感、激しい感情の起伏に悩まされて学校に通えなくなっていたことがあります。
その間、何度も「病気だったらいいのに!」と願っていたことを思い出しました。
私は結局バセドウ病でしたが、不調が出てから1年、さらに精神科を受診してからさらに半年以上経って、ようやく診断がついた時には、主人公と同じように「病気でよかった」と泣きました。
閉鎖病棟での扱われ方は、酷く心が痛んで読むのがとても辛かったです。
精神科医の皆さんには、うつ病や統合失調症だけでなく、精神疾患を伴うような病気ももっと知っていてほしいと、切に願います。
担当医ガチャ、ほんと嫌です。
誰にでも起きうること
ネタバレ
2025年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私もここまでではなかったですが「胎動が気持ち悪い」と思ったことはありました
お腹の中でしゃっくりをして、いつまでも収まらないのが不快で仕方ない時もありました
「お腹の子は悪くないのに、せっかく来てくれたのに」と愛おしいと気色悪いが同時に押し寄せてくる気持ちがありました
私は病棟へ行ったり薬の服用をしたりなどはしませんでしたが、一歩間違えれば彼女と同じようになっていたかもしれません
全ての妊婦、経産婦の方、それと生理前後でメンタルが安定しない妊娠を望む全ての方に読んでおいて欲しいと思いました
出産後を思い出しました。
2025年8月16日
18年前、予定日より1ヶ月早く破水し、緊急帝王切開で出産しました。
このお話ほど酷くはなかったけど、産んだ次の日からずっと涙が止まらなくて(理由もないのに)主人が病院から帰った後もずっとずっと涙が止まらずにいました。

看護師さんに「ごめんなさい、なぜだかわからないけど止まらないんです」と訴えると、看護師さんは、「そういうお母さんたくさんいらっしゃるんです」と言ってくださいました。

私はもう18年も前の話だけど、そんなずっと前からきっとこんな風になってしまったお母さんってたくさんいると思います。

今の時代、こういうお話が知れる事はとても素晴らしいと思います。
そういう私は今年子宮筋腫肥大のため、子宮全摘しました。2人の子を育ててくれた子宮にありがとう、と伝えてお別れしました。
感動
2025年8月16日
自分も産後、心がとても不安定だったのを思い出した。作者の方の実体験なんですね。一気に続きを課金して読んでしまいました。とてもためになりました。ありがとうございました。
かわいい!
2025年8月16日
泣きました。この漫画に会えてとてもよかったです!ありがとうございます!!
登場人物がみんなかわいい!かっこいい!!(一部除く(笑))笑顔が素敵すぎるっ
産褥期精神病、自分のために、周りの人のために、覚えておこうと思います。改めて、ありがとうございます!!
後悔しない
ネタバレ
2025年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料分から止まらなくなりイッキ見しました。
イッキ見に後悔なし!
何度も希望から突き落されて、苦しくなる部分もありましたが、最後は良かった!って涙でました。
穏やかに過ごせている事を願ってます。
最高でした
2025年8月15日
自分の人生の中でも一番だと言えるくらい、できる限りたくさんの人に見てもらいたい漫画です
自分は父親ですが、男にも女にも、父にも母にも、祖父にも祖母にも、性別も立場も関係なく、たくさんの人の目に止まりますように。
学校の教科書に使った方がいい作品です。
リアル
ネタバレ
2025年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の知人の奥様も出産後に急に様子が変わり、包丁を持ち出す様な事態にもなってしまい、奥様の親御さんに乞われて離婚した方がいました。その事がずっと忘れられなかったので読んでみました。単行本、単話ともに低評価レビューも見た上で読みましたが、言われるほど主人公の言動に不快感を感じず、甘えたでひどいとも思いませんでした。しかも、最後まで読むと、精神科の主治医にも太鼓判をもらった上での妊活という事が分かります。主人公の陥った状態に対しても、きちんとした原因があった事が判明します。作者様の体験談という事もあって誤解が解けたらいいなと思いました。更に、精神科病棟に入院している時の描写も、酷評する程とは思えませんでした。色々な考えや接遇スキルの医療職の方がいるのは事実ですし(同じ医療職として信じられないと思う様な事も日々あり。)、過酷な現場に勤めていると余裕が無くなって気持ちに寄り添えなくなったり、或いはこれが当たり前の日常になってしまってしまったりという事もままあります。(そうならない様に皆さん努めていますが。)ずーっと呼び掛けられている事に対して、その都度対応ができないのも事実です。だって仕事が回らないんです。それに対して患者様がどう思うかは、判断力が低下していたり、感情が抑えられなかったりしている状態の時と、通常の時とでは乖離があるのは当然だと思います。又、しっかりされている方でも、職員の雰囲気や一言で気の持ち様は変わります。身体拘束に関しても、やむを得ない場合に行い、慎重な対応が求められる行為です。自分の状態が分からない、受容ができていない時だと、必死になるのは当たり前だと思います。(蹴って破壊とかあります。)勿論、一生懸命してくれている職員に対してヒドイと思う気持ちも分かります。でも、これは当事者の目線で描かれていますので、特段非難する事ではないと思います。職員の対応が例え適切であったとしても、それに対してどう感じるかはやはり本人様次第。その方にとって、その見え方、感じ方がある意味その時の真実と言えると思います。認知の歪みがあったとしても、病気によって引き起こされた事を誰が責められるのでしょうか。気持ちの変遷や治療経過もリアルで、私は良作だと思いました。最後は、子どもさんとも過ごせる様になって、良かったと思います。今も未来も、家族みんなで健やかに過ごされていてほしいです。
とても学ぶことが多い漫画でした。
ネタバレ
2025年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ まだ知られてない病名は多々あります。
ただ入院中は看護師や医師にしか頼ることが出来ない。
なのに見放すような声掛けをしている看護師がいるのだと、驚愕しました。
どんな方だろうと、傾聴して不安を取り除く。精神病棟にいるなら尚更向き合わなければならない。最初に出てくる男性看護師や眼鏡の看護師さんに憤りを感じました。私も看護師なので忙しさは十分に分かりますが、数分でも患者と話す時は言葉に気をつけてます。どの言葉が相手の心に残るかは分からないので気をつけなければならない。この漫画を通して学ぶこと出来ました。ありがとうございます。
まさか実話だと思わなかったです
ネタバレ
2025年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家族も精神疾患を患っていますが、精神疾患がここまで細かく分類されていること自体知らず、病名をその都度調べながら読み進めました。主治医のように精神が幼いと考えてしまっていた自分がいたので今後は考えを改めていきたいなと思います。
20になる前に出会えて良かった作品です。
2025年8月15日
最初の数巻は「怖い」という感想しか出なかったのですが、途中からの自分を失ってしまう描写から共感し涙が止まりませんでした。作者さんや周りの苦悩、お父様お母様や看護師の方々の「普通」だと軽く感じる一言やしんどい時に出る言葉も全てがとても重くとてもリアルで苦しかったです。今でも涙が止まりませんがそれでも、出会えてとても良かったと感じる作品でした!大変なこともあるとは思いますが、三人の未来が幸せで満たされますように!
私は今産後の入院中(2日目)
ネタバレ
2025年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全ての症状に理由がある。そう思えました。
私は陣痛から24時間の難産で息子を産みました。産んだばかりの子供を愛おしいよりもやっとこの痛み、辛さから解放される喜びが強かったです。そして旦那さんが付き添っての自然分娩だったので旦那さんが見てる前で子供に最高の笑顔を見せようという気持ちが強く。産んだばかりの子供よりも自分がどう見らるかばかりを気にしていた様な気がして罪悪感が凄かったんです。今も抱っこしたいと思うのは旦那さんに写真を送れるからとか息子の事を愛おしいと思って無いんじゃ無いかと不安になる事多いんです。だからこの漫画を見て子供に嫌悪感を抱いたり、怖いと思ったりする事はホルモンバランスの影響なのかととても納得しました。納得したのは私も生理前は酷く荒れて凶暴になっていたからです。ありがとうございます!救われました。この漫画に出会えて良かったです。私は母親としてダメだと思い始めていた気持ちスッと楽になりました。この漫画に救われました。今から現在23:00頃寝て1:35頃起きてからこの漫画を読んで時刻は5:33です。寝れなかったのは不安を取り除けるこの漫画に出会う為だったと心から思えました!!!そして産声の所…私もちゃんと覚えてます!この気持ちを大切にしていこうと思いました。ありがとうございます!これから子育て頑張ります!!
病気の事は知りませんでした
ネタバレ
2025年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 介護の仕事をしているのですが、少しの精神疾患の病名は聞いた事がありましたが、産褥期精神病はこちらで知ることが出来ました。まだまだ知らない、知ることが出来ていない事が多いのだなと考えさせられました。そして、これが先生のお話と知って、何倍もの驚きと、感動と、でももし、自分だったら、自分の家族だったら乗り越えられただろうか。
自ら糸口を探した先生、絶対諦めることがなかったご主人、本当に凄いです。作品に出会わせて頂きありがとうございます。
私も漢方が効きました
ネタバレ
2025年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 衝撃的な内容でした。妊娠してから産褥期に渡って症状が出ているにも関わらず、お医者さんは気づけないものなのですね。私も産後高血圧で産後子癇になり、命の危険を経験しました。産褥期は本当に体が普通の状態じゃないんだなと思います。それに、私も生理周期に合わせてうつのような症状になっていた時期もありました。そして、漢方でとても良くなりました。女性ホルモンの力って本当に侮れないです。漢方は乳腺科の先生が処方してくださったのですが、精神科でその話しをしたら「それはプラシーボ効果でしかない。うつが漢方で治るわけが無い。」と言われました。もっと女性ホルモンや生理や、産褥期や、それに関するメンタルヘルスの研究が進んでいくと良いなと思います。
それから、旦那さまが本当に素敵です。
読んで良かったです。
こんな病があったなんて…
ネタバレ
2025年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2児のママです。公告から見に来て、初めて漫画に課金しました。
マタニティブルーや産後うつは知っていましたがこの病気は初めて知りました。
実体験なのが驚きで。こんなにも…言葉では言い表せない程の辛い病気があったなんて。。
主人公が感じる恐怖感、自分が自分でコントロールできない感覚がとてもリアルに描写されていて、しかもそれが何の病気なのか分からず解決策もないまま、健常者でもおかしくなる閉鎖病棟での入院生活。
生きている方が辛い…まさに「地獄」だと思いました。。
こんな思いをしているママが世の中にいたなんて…
この病気が周知され、早期に適切な治療を受け、苦しむママが幸せに過ごせるようにと願います。
全人類に読んで欲しい!!!!
ネタバレ
2025年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告に惹かれて読み始めました。
始めは辛い描写ばかりでしたが、ハッピーエンド!!!
良かった!!!
私自身は産後うつっぽくなっただけでしたが、つわりや胎動の不快感、倦怠感、妊娠中の前向きな気持ち、いろいろ思い出しました。
今の幸せを噛み締めて生きたい。
全ての人に6巻まで読んで欲しい。
この作品に出会えて良かったです。
橘先生、ありがとうございました!
読んでよかった
ネタバレ
2025年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ マタニティブルー、産褥期生産病、聞いたことはあっても深くは知らなくてもしかして自分もなっていたかもしれない、そう思うととても耐えられない、本当によく耐えてそして何よりも素晴らしすぎるこんな旦那様世の中にいるんだとただただ驚かされるばかりでした!本当にいい旦那様と結婚されましたね。あの旦那様じゃなかったらどうなっていたんだろうと何度も不安になりました。正直ごめんなさい、離婚されちゃわないのかな、義両親に離婚したら?って言われないのかなって冷や冷やしました。周りの方も皆支えてくれる素晴らしい方達ばかりで良かったです。
途中の閉鎖病棟がしんどすぎてこんな人権のない、本当牢獄ですよね…何の罪を償わされているんだろうと思うくらい過酷。看護師に「お前」と言われたり、あんな蔑まれた態度、きっと偽りじゃなく事実なんだろうなと恐怖を感じました。あの状態の人にあんな仕打ち…あんな人が精神病棟で働くんですか?考えられない
最後はホッとして終われました。どうか末長くお幸せに
最後まで見てほしいっ!
2025年8月13日
無料で途中まで読んだ時はしんどくなってしまったけど、レビューに励まされて?最後まで読んで良かったです。私は産後うつっぽいのがあって感情のジェットコースター感を思い出したし、家族のちょっとした一言をずっと引きずっていました。産んだからいきなり母性あふれる母親になれなくてもすべて初めてなんだし何も悪くないのに、母はこうあるべきとかの情報にしばられすぎてますよね、現代は。女性の体に起こる色んな変化について経験談を漫画にして下さって感謝です。たくさんの人に読んでほしいです。
ひたすら旦那が素晴らしい。
ネタバレ
2025年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ これにつきます。こんなにできてる菩薩のような旦那いるの?あと義実家、両親も本当に良い方達に囲まれていたのでしょうね。
そして作者様の不安ら辛さは想像のできないものだったと思います。無事に帰れて、こうやって漫画を描けて良かったです。
涙が…
2025年8月13日
後半から涙がずっと出てきました。
リアルです。私は子供を産んだことがないけど生理前すごく精神が不安定になります。でもいつか子供は欲しい。もしそのときに自分がおかしくなってもこの漫画を思い出し選択肢が増えたこと、すごく私の人生にプラスになった漫画です。
この漫画を描いてくれたこと、本当にありがとうございます。
とてもよかった
ネタバレ
2025年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんやご家族、私には本当に想像もできないような辛い思いを沢山したんだろうなと思います。
発信してくださりありがとうございました。
こんな病気もあるんだ...と、すごく勉強になりました。
私は鬱になったこともないしわからないけれど、生理のせいじゃないか?と思って自分でしっかり体温を管理して原因を探ったり、私だったら面倒になってしまってやらないだろうなって思って...
病気に苦しんでいるなかでもそうやって向き合う姿勢がとても素晴らしいなと思いました。
絵が描けないシーンがありましたが、え!こんな素敵な絵を描けるようになったの!?と思うとそれだけで泣きました😭
旦那さんも本当に仏のような人!
作者さんが素敵なご家族に恵まれていて本当に良かったと思います✨
何度も涙を流しながら読みました。
作者さんがこれからも幸せに暮らせることを祈ってます♪
考えさせられる漫画
2025年8月13日
看護師12年目になり、精神疾患について気になる出来事があったので、読み始めました。私も2児の母でもあり、ホルモンバランスについては、看護の世界でもなかなか周知と理解が難しいものな気がします。我慢して当たり前みんな辛いんだから。そんな古い考えがある方も沢山いらっしゃいますが、そんな方にも是非読んでいただきたい作品の一つだな、と思いました。
ありがとう
2025年8月13日
知れてよかったです。作者さん生きることを、書くことを選んでくれてありがとう。どこまでが本当でフィクションなのか分からないけど、皆さん、息子さんが幸せでありますように。
産んでくれた母に感謝しました
ネタバレ
2025年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分も、妊娠、出産を経験したので、広告を見て興味をもち、イッキ読みしました。個人的に今まで読んだ漫画のなかで、1番身近で、リアルに感じました。途中、恐怖を覚える場面もありましたが、ラストの旦那さんの言葉の通り、妊娠、出産は命がけであることを改めて考えさせられる漫画でした。そして、そのリスクを自分も母におってもらって今ここにいるんだと感じることが出来ました。作者の方、ありがとうございます!
リアル!!!
2025年8月13日
一気に全巻購入して読むくらい読みやすかったです。多少ドキドキするシーンはありましたが、リアルでした。
最後まで一気読みしました
ネタバレ
2025年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供を寝かしつけた後の幸せ時間に読みました。これは妊娠、出産を経験した女性たちみんな、読んだら泣いてしまうと感じました。産褥期精神病、恐ろしい病気だと思いました。主人公のお父さんの気持ちも分かります。でも、看護師さんの言葉に、すぐに反省されていて、本来は聡明な方なんだろうな、と思いました。だから余計に辛かった。
また、入院の描写、“モノ“として扱われることへの辛さもわかります。私自身も、切迫早産で2ヶ月間、入院しました。物語には婦人科の方がまだ、理解しているとの描写がありましたが、私は婦人科でのあの2ヶ月間の入院が死ぬほど辛かったことを思い出します。急に入院だと言われて、いきなり点滴を打たれ、自力で歩くなと言われ、何をするにも看護師立会のもとで行わなければならず、で、気持ちが追いつかなかった。娘にも会えなくなり、本当に辛かった。でも、何が辛いかって、看護師さんに気持ちを伝えても「あーそうですねー。でも赤ちゃんのために頑張らないと」で、終わらされてしまうこと。けれど、私も高坂さんのような、温かい看護師さんに出会って救われました。その方がいてくれたから、乗り越えられました。医療に携わる方に伝えたいのは、忙しいのも大変なのもすごくよく分かります。けれど、あなたの一言で救われる場合もあれば、どん底に叩き落とされる場合もある。志高く使命感を持って取り組まれて欲しい…。
心の病気は理解されづらい
ネタバレ
2025年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ インパクトのある広告から目にして、分冊版の無料分から読み始めて、結局気になって全巻購入で一気読みしてしまいました。

自分も結婚、妊娠は幸せの象徴で憧れだと昔から思っているタイプです。結局今その幸せに至ることが出来ず、将来を悲観しすぎた結果現在うつ状態と診断され投薬生活の真っ只中。
正直自分ももしも結婚出来て子どもを授かることが出来ても、この主人公のようになってしまうのでは無いかと不安な気持ちになりました。
主人公の旦那様や実の親、義理の母、皆さん本当に主人公を理解しようとして、支えてくれていて感動しました。本当に周囲の方に恵まれていると思いますし、主人公(作者様ですが)の方は人徳があるんだなと思いました。

「自分にはこんな支えてくれる人間はいるだろうか」
今はただそればかりがぐるぐるしています。
たくさんの方にこの病気を理解してもらいたいですし、この病気以外にも心の病気についての理解を深めてもらえたらと強く思います。
男女関係なく読んでもらいたい作品です。
よかった
ネタバレ
2025年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自身と重なるところが多々あって泣きながら読みました。
産褥期、本当に辛かった。
ここまでではなかったけど、毎日泣いて泣きつかれて寝て、飛び降りたら楽になるかなとか、でも迷惑だよなーって考えながら毎日過ごしてたなぁ。
全人類に読んでほしい
ネタバレ
2025年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は旦那さんにとても共感した。私は身内に統合失調症がいる。旦那さんが途中、これは病気が言わせてる言葉だからと自身に言い聞かせている描写があったが、私もそう言い聞かせていたことを思い出した。作者さんは闘病期間の辛い思い出だけでなく、周りの人の思いや言動なども事細かく書いていて大変だっただろうと思った。同時に、生きてこの漫画を書いて、色んな人に知ってほしいと思ってくれたことにとても感謝したい。この先出産を考えている女性やその家族は絶対にこの漫画を最後まで読むべきだ。
医療系の学生全員に読んでほしい
ネタバレ
2025年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は薬学生です。聞いたこともない疾患だし、精神病棟には実習でも立ち入りません。私自身精神疾患に偏見も多々あると思います。この漫画に出会ったことで、精神疾患に苦しんでる側の人の気持ちを少しでも理解したいと思えました。この人の性格が悪いんじゃない、病気のせいなんだって気がつけました。漫画を描く時もすごく配慮をされたんだなって感じます。主治医の先生に対しても読み進めると信頼関係が築けたんだなってわかりますし、強い薬の名前は出さないなども配慮されてるなって感じました。最終的に効いたのが漢方なのかSSRIなのかも気になるところですが、どちらにしても主人公に合う薬が見つかって本当に良かった。旦那さんとの絆には感動して涙しましたし、最後本当に退院できて良かったなって心から思いました。出会って良かった漫画のひとつです。ありがとうございました。
絶対に最後まで読んでほしい
2025年8月12日
はじめは精神病棟の描写がかなり辛く、読み続けられるかな?と思いながら読んでいましたが、あっという間に引き込まれ最終巻まで一気読みしました。
作者さんご自身が体験されたとのことで、はじめの病棟の描写もご自身が感じたままに描かれたものだと思うと、想像を絶する辛さだっただろうと思います。
私自身も産後10ヶ月の経産婦ですが、ホルモンによるものなのか、自分でコントロールできない情緒不安定さは感じるところがありました。妊娠中の悪阻の程度、産後の経過も個人差がかなりあることなので、他の方の実体験を漫画を通して知ることができ、感謝です。最終巻にすすむにつれて涙が止まりませんでした。どうかひとりでも多くの悩んでいるお母さん、またそのご家族の方に届いてほしいです。
初めて漫画で怖いと思った。ありがとう
2025年8月12日
精神疾患なんて、気の持ちよう。なんて思ってる人全員に読んでほしい。鬱になったことがありますが、レベルが違って,怖かった。
病気のヒロインの、周囲の人がとにかく素晴らしくて。きっと、ヒロインの健常時や過去がとても良い人だったからこそ、周りの信頼が途絶えなかったんだなぁと。
今後自分が妊娠・出産する時に、思い出す漫画だと思います。

一点気になったのが、最も効果のあった治療が、自分で選択した漢方、というのが、ちょっと危険だなと思いました。
実話を描いた漫画なので、ある程度仕方ないとは思います。ただし、医学的・科学的に根拠が曖昧な治療の事を書くのは、医療従事者からすると避けてほしかったな、と思いました。
よかった……!
2025年8月11日
実体験をこんなに赤裸々に描けるなんてすごいです。産後に自分がこの状態になったら…と考えるだけで恐怖だすが女性にとっては意外と身近な病気なんだな〜としみじみ思いました。そしてフラッシュバックなどは描いてるときになかったのでしょうか…?ここまでの内容を描いてくださってありがたいのと、心配も少しありました。本当にお疲れ様でしたと作者さんにお伝えしたいです。いい漫画でした。
作者さん世の中のために有難う!
2025年8月11日
実体験だということは、この漫画の絵も、乗り換えて書かれたんだなーと思うと最後涙が出てきました。
この様な症状は知られてなくて世の中で苦労している人も多いはずどからもっとたくさんの人に届けー!と思いました。そしたら治療法ももっと確立していくはず!!
悲しい
ネタバレ
2025年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、このような精神病があることを
実体験から漫画を通して伝えて頂き感謝です。
勉強になりました。

そして否定的なレビューをした方
憶測でいろいろ意見した方
最後まで読んでほしいです!

自分の身体、自分の心なのに
自分でコントロールできないというのは
どんなに怖かったことか、どんなに自分を責めたことか…

それを想像できない一部の方が
いらっしゃることはとても悲しいことだと思いました。

動物の母親が育児放棄することは珍しくないので
人間の母親だって、子供を愛せない人がいても
不思議じゃないんですよね。
本当に自分は母親の資格がないとか
考えている時点でその人が1番真剣に
子供のことを考えていると思いました。

あと、本当に素晴らしいと思ったのは
この方の旦那様です。
息をするように優しい方なんじゃないかと
人によっては逃げちゃう人もいるのではないか?

それなのに根気強く支え
育児、仕事もこなされ、とても強い方だなと思いました。
実話だったのか!
ネタバレ
2025年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、無料マンガアプリの配信ではじめのあたりを読んだことがありましたが内容がつらすぎて途中で止めてしまっていました。なんと!実話だったんですね。
よく読めば作品の中の主人公と作者さんのお名前が一緒(笑)

私自身は出産経験もない未婚者ですが、友人たちからの話で妊娠中や産後の身体の不調はすさまじいと聞いたことがありました。あまり聞き慣れない産褥期精神病、1000人に1人の割合といわれているそうで少なくはない割合だと思いました。(パーキンソンとかが同じような割合だった気が、、)

病名が判明するまでにご本人はもちろん、ご家族もとてもつらかっただろうと想像を絶することだったと思います。精神疾患は目に見えないものだからこそ周囲から暴言を吐かれたり、変な目で見られることが多いです。この漫画を読んで、こういった病気があると知れて良かったと思いました。

読み終わってから、作者の橘先生のSNSを拝見しましたがお元気そうで何よりです!
良かった
ネタバレ
2025年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 当たり前のように妊娠して、妊娠中も幸せを感じて、出産したら大変さも感じて、だけどやっぱり幸せで、そんな日々を過ごせたのは決して当たり前の事じゃないのだなと改めて感じた作品でした。
こんなにひどくて治るのかと思っていたけど最後はハッピーエンドで良かったです!
涙が止まらなかった
ネタバレ
2025年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は1人目の産後に精神病に2つかかりました。自死を考えたり子供を見て自分がこんな母親で申し訳ないと言う気持ちで号泣、でも思う様に気持ちも体もコントロールなど効かず2年ほど地獄にいるような気分でした。漫画内であった精神病から来る景色の歪みや色合いの変化、自分にだけ怖く見える表現など、昔を思い出すほどそのままで凄い鳥肌です!
ある日突然分かりやすく病が去ったと気づき、景色がキラキラ見えたり、前まで当たり前だと思っていた事が戻って来て、「終わったんだ!」と感じた瞬間も、本当に経験した方なら共感できる表現だと思いました。
作者さんがご自宅に戻られてから、他の病にかかることなく、幸せに暮らしていることを祈っています。
何年かぶりに一気に読んでしまった、とても良い漫画でした、家族や友人に勧めたいです。
看護師です!
ネタバレ
2025年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一気読み!ずっと泣けました!わたし自身昔からメンタルがブレブレで、一時期休職してたことがあります。心が元気に戻っても、仕事や私生活でしんどいことがあると、また病んでしまうかもと休職していた時のことを思い出して怖くなることがあります。そんな心の弱い自分と看護師としての自分と、二つの視点から重ねて見て、泣けました。忙しさから仕事中イライラしてしまうこともありますが、患者さんに寄り添った看護をしていきたいと改めて思いました。
主人公の苦しみに感情移入しました!
ネタバレ
2025年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みから全巻購入しました。精神病にかかるとどういう世界の見え方がするのか、どんな苦しみを感じるのかをリアルに知ることができ買って良かったです。妊娠出産は精神的な負荷もとてもかることを知りました。ラストも救われる結末でよかったです!
今後もし自分の周りの大切な人が辛い状況になったら、この旦那さんや優しい看護師さんような振る舞いが出来る人間になりたいと思いました。
男性にも読んでほしい
2025年6月27日
産褥期精神病というのを初めて知りました。産後鬱とは違うようです。
女性は生理から妊娠、産後、閉経とホルモンの変化の差が激しく更年期終わるまでホルモンに右往左往します。
自分ではどうしたらいいのか分からない不安に襲われて、想像を絶するほどの苦しさだったと読んでいて思いました。
旦那様も以前の作者さんと全く違う姿を見ても、優しく寄り添ってとても素敵な方だなと思いました。
思わず涙が流れた
ネタバレ
2025年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ この本は、機会があるなら全夫婦に読んでもらいたいです。
明日は我が身…ではないですが、どちらも相当辛いことだと感じました。2度出産し、ここまででは無いですが、イライラが止まらない日々が続き可愛いはずの我が子が憎らしく思う日もありました。
それでも、ある種時間が解決してくれるものだったからで、病名が付かないものだと不安でしか無かったと思います。
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感想を書かずにはいられない!!
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感度しました。漫画名が気になり読み始め、完結する間に私自身も妊娠出産を経験し改めて漫画の内容に共感する部分が多くありました。
妊娠・出産・母性・生理など女性であれば誰でも持っている女性ホルモンというモノの恐ろしさと大切さ、そして出産という事の大変さを感じました。
世の中のお母さんに無理をしなくていいんだよ!と伝えたいそう思わせる作品でした。
絵が綺麗
2024年8月21日
全く絵が描けなくなっていた作者が、こんなにも美しい絵で、伝わる内容で、過酷な体験記を描ききっていることに感動を覚えました。辛かったことを振り返って描くのは本当に大変だったでしょう…。
私は産後うつでしたが、出産直後は子供が可愛いと思えない時期があったため、作中でも述べられているように「全ての母親が最初から子供を可愛いと思える訳ではない」ということは広く認知されて欲しいです。そしてそのことに苦しめられ自死を選んでしまう母親がどうか減りますように、と願って止みません。

この作品が爆売れして(既に売れてるかもですが)、大変な思いをした作者の方に、幸せになって欲しい…と願っています。とても良い漫画でした。
読んで良かったと心から思いました。
2024年8月14日
始めは怖々読んでいたけど、読み進めていくうちにこの作品が世の中にそういう病気の実態を伝える貴重な資料になるのでは?実際私も読んでいて精神科に罹っている方に対する自分の今までの認識に誤りがあったのではないかと思います。読みながら納得したり、涙したり。兎に角最後まで読んで良かったです。
最後まで読まないと誤解するかも
ネタバレ
2024年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ きっと産後うつや本人の性格的な問題などではなく、「産褥期精神病」という精神疾患があることを沢山の人に知って欲しくて描かれた作品なのだろうと思いますし、私自身も勉強になりました。

ただ、やはり最後まで読まないと誤解されてしまう構成だと思いました。とはいえ漫画として構成が間違ってるとも思えないので、伝えるって難しいな…とも思いました。

今は作者さんにはこの作品のような日々に戻らず、旦那さんと息子さんと幸せな日々を送っていて欲しいです。
そして、この作品が必要となる方に届くと良いなと願っています。
本当に読んでよかった…!
2024年8月7日
広告で見かけて気になっていました。
いつか自分も出産を経験したらこうなるんじゃないかと漠然とした不安がありました。
甲状腺の病歴もあるので子供は欲しいけど不安…メンタルも弱いし私には向いていないんだろうとずっと思ってましたがまた広告で見かけてレビューを読んで思い切って最後まで読んだら涙と安堵とあたたかさでいっぱいになりました。どんな病気も知るところから。私も出産に限らず日々の不調や病気と少しずつでも勇気を持って向き合っていこうかな…思えました。とてもお辛い経験ですが漫画にしてくださり、ありがとうございます!
長く暗いトンネルを抜ける瞬間
2024年4月11日
涙と笑顔の6巻最終話、そこへたどり着くまでひたすら耐える1~5巻という感じです。実体験ということで、『精神を病んでいる』時の心象描写が秀逸です。辛い記憶を絵に起こして珍しい症状のこの病を周知し、同じ悩みを抱えて苦しんでいる人の力になろうとする作者さまの想いに頭が下がります。5巻、自分を苦しめているものの正体に思い当たる瞬間のシーンは、全身の毛穴がブワッと開くような衝撃を受けました。
いやでも脅かす訳じゃないけど、妊娠出産てやっぱ普通のことじゃないのよな!誰でも出来てるんだからとか思っちゃイカンよ!私は産院で「痛みの段階表」という物を見たことがありますが、出産の痛みは右腕切断と同等の痛みって書いてあって(なぜ右限定…?)、産後の身体は全治2~3ヶ月の交通事故にあったくらいのダメージを負っているんだと教わりました。そんだけでも恐ろしく大変なのに精神的にもホルモンバランスの乱高下という攻撃を受けているという…ホント…妊娠出産は当たり前のことじゃない、生物として大変な事態なんだよ…世の新米パパたち、この作品の旦那さまみたいにはなかなか無理だと思いますが、どうかどうか、満身創痍な妻をMAX労わってあげてください!!
最後まで見ました!
ネタバレ
2024年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は興味のみで見始めました。
産後の症状等について色々学べてなるほど
見るの楽しいなーぐらいの軽い、気持ちで何となく見ていました。
産後では無いのですが、私自身 不安感や情報が頭の中で色々混ざり混ざる自分が抑えれない 。症状あり。精神障害なのかな?と考える事もありました。(日によっては安定してる日もある)と言う部分で漫画と少し症状が似ていたためもしかしたら私も女性ホルモンが関わっているのかな?と思い調べて見ると PMDDだとわかりました。今は漢方薬で落ち着いてきてます。それを気づかせてくれた、この漫画にはすごい感謝しています。
ありがとうございます。
PMS等酷い女性の方にもぜひ見てもらいたい作品だと思います。
よかった…!
ネタバレ
2024年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ これを描かれているということは、きっと病を乗り越えたのだろう、とは思っても、最後まで描けるのだろうか、大丈夫なのだろうか…とハラハラしながら読ませていただきました。
錯乱状態の主人公視点からの描写がものすごく秀逸で、精神病患者の世界を疑似体験できるような、とても勉強にもなる作品でした。
元の自分を取り戻し始めたあたりは感動しました。退院できてよかった!どうか今後は家族そろって健やかに生活していけますように。その後も読みたいです。
本当に良かった
2024年2月12日
この本に出会えて知識が深まりました。
私も母親に対してマリア様のようなイメージがありました。
この漫画で病気でそうなってしまう人もいることを知ることができて良かったです。
漫画にしていただき本当にありがとうございました。
女性ホルモンの謎
2024年2月5日
私は産褥期精神病ではありませんでしたが、産後鬱で辛い経験をしました。
とにかく産後のホルモンバランスの異常ったら…酷いです。
作者さん、とても辛かったでしょうね。
ですが、生きててくれて良かった。
出産ってやっぱり大変
ネタバレ
2023年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルにあるように、出産で体が変化して起きる精神病を描いています。私自身も出産が緊急帝王切開で、開腹手術なので雑菌が入ってその後も緊急入院するなど散々な目に遭ったので、とても興味深く最終巻まで読みました。主人公が幼稚だとか医療従事者の描写がひどいといった意見もあるようですが、一人称の視点で描いたら閉鎖病棟はこのようなものだろうと思うし、よくこれほど調子の悪い時期を克明に描けるものだと感心します。思い出すのもつらい体験のはずなのに、伝えようとしてくれる勇気がすごいです。ちなみに「胎動が気持ち悪い」のは私もそう感じました。自分の身体のなかに寄生している別の生き物がいて勝手に動いているんだから、怖いの当たり前だと思います。お腹が重くて眠れないし、こんなので幸せって感じるわけないって自分の経験で分かりました(笑) 話を戻して、生理も妊娠も出産も人それぞれです。出産が命がけで後遺症が酷ければそう簡単に母性愛まで到達できないのは生物として当然のことだし、時間を重ねて愛情が育っていくのが当たり前じゃないかなあと私は思います。もちろん、お腹の中にいる時から会ったことのないわが子を愛する人や、産んだ瞬間から愛しいと感じる人もいるだろうし、それを否定するつもりはありません。でも妊娠中の身体の変化や、赤ちゃんの成長による負担、出産そのものの影響も、「幸せなはず」とか「母親なんだから大丈夫」というような色眼鏡で見ないでほしい。いろんな人に読んで、考えてほしい作品です。
いろいろと心動かされる内容でした。。
ネタバレ
2023年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みからの続きが気になってしまって、一気買いしてしまいました。
マタニティブルーとはよく聞くけれど、こういった精神病?もあるんだなと知りました。体の自由が利かなくなったり、授かれた命を大事にしたいのにできない。心が痛みました😔
病院側もこんな風な対応なのが現状なら怖いですね。。似たような患者をたくさん相手にしていたらこんなにも医療という現場は雑になるものか。。
将来妊娠は望んではいますが、不安にもなりますね。。。
批判するところはない。救いはある!
ネタバレ
2022年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告から来ました。興味本位であらすじを読み、実体験ということで内容が更に気になったので本編を読みました。素直な感想は、家族愛しか勝たん、ですね。
始まり方はうん、こーゆー感じなのね、と気になる形でした。印象に残ります。主人公が子どもが欲しいというところから始まりますが、星1星2レビューの様な主人公のメンヘラさは感じませんでした。これっぽっちも。メンヘラのライン厳しすぎでしょ。主人公は至って家族を、夫を大事にする優しい女性だと思います。結婚4年、子どもが欲しいと思うのは変なことではありません。つわりに苦しまれていましたが、子どものためだと一生懸命頑張っていましたし、普通にいい母親になれたはずです。途中何故かお腹の中の赤ちゃんに恐怖を持ってしまうところ、産んだ後にも赤ちゃんを拒絶してしまうところ。その後を色々ありますが、節々に家族、夫、そして赤ちゃんへの謝罪、罪悪感が強くあるのが印象的です。元々の性格の良さでしょう。恐怖することや、拒絶してしまうのは精神病のせいだと思われます。言いたくない、思いたくないのに出てしまう。目に見えない病気の恐ろしさを知れました。
リアルで救いのない物語の節々、夫の言動に冷えていた心が温まります。夫、涼くん最高!夫の鏡!と勝手に褒め称えてました。主人公の代わりに育児、仕事、欠かさないお見舞い。主人公の救いは本当にこの旦那さんだけだったと思います。とても心温まりましたありがとう。ただただ不幸な話ではありせん。どうか皆さん、この温度差にドギマギしてください。
絵も綺麗で、物語への引き込み方もとても上手でイッキに読み進めてしまいました。実体験、少ない病気の貴重な記録を読むことが出来て良かったです。面白く、考えさせられる作品でした!!
ネタバレ
2022年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてこのような病院や、病気を扱っている漫画に興味を持って読んでみたけれど、本当にこっちまで苦しくなったり、主人公の気持ちがすごく分かりやすく描かれていた。
ネタバレ
2022年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 総合病院勤務の看護師です。作者さんの病との闘い、努力、旦那さんの思いやりに涙を流して読みました。身体抑制を受ける患者がどのような思いでいるか、改めて勉強になりました。ありがとう
ありがとうございます
ネタバレ
2022年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実体験を元にこのように作品に出していただいてありがとうございます。とても勉強になる漫画だと思いました。産前産後に関わる仕事をしているため、精神状態が不安定になる妊産婦さんとも話す機会があります。作者様、ご家族の方、医療関係の方、皆さん本当に頑張られていると感じました。原因がわからないと恐怖を感じるというのは誰にでもあると思います。その恐怖を支援者としてどのように受け止めるか、考えさせられました。
妊産婦さんと関わることができるという仕事を誇りに、様々な妊産婦さんを支援していきたいと思います。
作中にある「母性がない」という言葉、きっとその場にいたら私否定してしまうと思います。「母性がない、どうしよう、おかしい」と思っている時点でお子さんのことを考えられている、立派なお母さんだと私は思います。周りと比べず、作者様なりの、ご家族にあったペースで子育てができるよう応援しております。😊
5巻を読んで…
ネタバレ
2022年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 共感力や倫理観のきちんとしてる人が精神疾患になると大変だなぁと、ドキドキハラハラしながらも他人事として読んでいました。

5巻の最後の気づきのシーンで、自分にも心当たりがあって「あ、私だ」と思いました。
感情が昂り、好きだった人や好きであるべき人が邪魔だと思ってしまう。私の場合は恋人でした。
そして夜、自分の感情と向き合ってその矛盾に泣きすぎて眠れないなんて事を繰り返し、現在恋と結婚を諦めました。

重症化したらこうなるのかと今は自分に重ねて読み返しています。

ホルモンに支配され、突如性格が変わってしまう人が自分以外にもいることが分かって少し安心しました。

こうあるべき、こんなこと思いたくない。そう思いながらも感情をコントロールできない不甲斐なさがリアルに表現されてる漫画だと思います。

女性ホルモンに対する社会の理解が根付きますように。
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作家名: 橘ちなつ
出版社: BBコミック
雑誌: BBコミック