『僕をしあわせにしてください』に登場した蓬莱はじめの長兄・巡と元コーチの整体師・柴の押せ押せ通い愛。
怪我をした巡を背負ってくれた柴の背中に恋い焦がれてしまった巡。高校生になって告白するも玉砕。13歳差の壁は厚く、巡が31歳になっても恋は実らないまま整体院に患者兼家事代行として通い詰める日々。
教え子として巡を可愛がっている自分と男として巡を可愛く思う自分、どっちも柴の気持ちじゃん、早く認めちゃえよとツッコミたい気分だった。
前後編は旅行者? のノアと神父の養父に想いを寄せる倫太郎の話。ノアの世話を焼いているうちに縮まる二人の距離にほのぼの。
最後に大樹&はじめ、柴&巡のショートストーリーがあり、可愛く育った蓬莱兄弟はまるで妖精。次兄は二人に似ずにゴリラらしく、見てみたいなと思ったけれど、結婚しているらしいから出番は無しかな。