山田ノノノ先生の作品は「跪いて愛を~」で衝撃を受け、「手を伸ばしたら~」で感動し、その後にこちらを読みました。これが初コミになるんですよね。
ドムサブとは違う方向性でSMが描かれてましたが、基本に愛があるからこそ、というのは変わってなくて、山田先生のその視点が好きだなと思います。安直にSとMでビシバシとかじゃなくて信頼関係があるからこそお互いを委ねられるという描き方が好きです。この作品を昇華させたのが「跪いて~」なんだろうなと思うような、少し初々しさが感じられた作品でした。
あまりに先の2作品が素晴らしすぎたため、その分で★1つ少なくしましたが、気持ち的には★4.5くらいです。今連載中のものもSMテーマみたいなので、先生の得意ジャンルなのかな?と思いますが、ストーリーやキャラクターの関係を丁寧に描かれるので、また全然違うテーマでも読んでみたいと期待しています。