若い2人の結婚指南の物語でした。物語の中盤では、夫の仕事を理解しない傲慢な妻ヒロインアンディが、夫ヒーローショーンを矯正する物語かと購入を悔やみかけていましたが、違いました。電撃的に結婚した2人だから、お互いの事をまるで分っていなかった。それだけでなく、若い という事が 結婚を むやみやたらに 甘いものとという前提でしか見ていない。とくにアンディ。分かりますよとても。大好きな人と、TVの前でしか会う事の無かった憧れの男性が、自分の隣にいるという特別感に 酔うのは当たり前でしょうね。しかし、現実は甘くなかったわけです。私自身も若いとはお世辞にも言えない歳ですので 物語の前半部分は クスッと笑いながら 若いんだなぁ と思ってしまったほど。テストという名目で訪れた島だけれど、ショーンのとぼけた買物ぶりには、私にも思い当たる節が有りました(笑)けれど、屋根の仕事は男の仕事 という部分は個人的に 頂けません。男女にかかわらず、経験の無い事をするのは、怖いもの。特に屋根という部分は、傾斜もあり、傷んでいれば足場も無いわけです。落ちたショーンは運が良かっただけ。最悪の時には死さえ過ります。アンディの妹パムの お節介のおかげでよりを戻すのだけれど、私としてはそうだろうねという先読みが容易すぎて物足りなさが残った。ただ、すごく気になったのは、雨水をシャワーとして使うというのが とても受け入れられません。昨日今日降った雨水ならばいざ知らず、いつの雨水?バクテリアの温床では?と 見ているだけで痒くなる気がした。