このレビューはネタバレを含みます▼
タイトルにあるお話は、ポルトガルに奴隷として売られていった日本人の話です。実話として近年表に出てきた話。その中で逞しく生きた主人公に視点をあてて描かれています。
空路さんのこういう作品作りがとても好きです。
布団の話も、これは確か日本の話ではなかったでしょうか。昔聞いた事がある話です。それをこのような形で作品化できる作者さん、もっと評価されるべきだと私は思っています。
嫌味を書かないし、作品を通してメッセージが伝わってくる、その作風がとても好きです。
他のサイトでも空路さんの作品は必ず読んでいます。
※一応ネタバレとして感想をあげましたが、ネタバレは冒頭だけです。