ネタバレ・感想ありハルタオルタのレビュー

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お得。
2020年1月10日
いろんな作家さんの短編が40を超えて収録されてて(一本あたりのページ数が短いものも長いものもありますが)ボリューミー。試し読みでは収録されている一部の話の一部を更に抜粋していたのでお得感がすごい。そして安定のハルタ品質、絵がキレイストーリーに引き込まれる作品が多い。
セール時に購入できればお試しとして良い
2024年12月14日
899ページ。
41篇入り、ハルタ作家陣による読切集。
森薫さんの影響が強く出ている作者さんが散見される印象です。絵とか演出とか。
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以下、星4以上作品感想。
・山本ルンルン『魅惑のタピオカミルクティー』(10p) タピオカミルクティー屋の2階に隠されたひみつ。タピちゃんがかわいくないようなかわいいような。軽いホラー味があって良かったです。
・吉田真百合『愛の焦土』(24p) 画家のゴッホとその弟テオをモチーフにした、宇宙人の兄弟の話。個性ある絵柄に激しい感情がザクザク刺してくる、素晴らしい。星5。こちらは単行本『ライカの星』に収録されています。
・四方田千紘『浴槽のシンデレラ』(16p) 浴槽の上に浮かぶ謎の片足。クセの強い絵柄でかなり好き。ドロっとした雰囲気があって、もう一歩メンタルに踏み込みが欲しい感じはあるけどなかなか良かったです。おまけの星4。
・氷堂リョージ『捨て丸さま』(24p) 汚部屋のOLと神様の断捨離コメディー。自分に思い当たるところがありすぎて、OLと一緒に叱られてる気持ちになりつつ楽しく読みました。オチもスッキリ。
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あと、右野マコさんが、珍しくシリアス路線の一般作品を描いています。好きな作家さんで、話のアイディアも良かったと思うんですが、演出が足りなくて惜しかった……BL以外、こういうのも描く意欲があるのならぜひどんどん挑戦してほしいし、良い編集さんに会えて構成力がアップしたらもっとワクワクする作品を見せてくれるんじゃないかなって期待。
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作家名: ハルタ編集部
出版社: KADOKAWA
雑誌: HARTA COMIX