ネタバレ・感想ありEVILⅡ ~メビウスの扉~のレビュー

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前作を読んでから読むべし
2020年9月24日
まず始めに、この作品には前作譚となる「EVIL」が存在する。私はそれを知らずに読み、特に支障なく楽しめたが、繋がる部分が多いため、やはり前作を読んでからこちらを読むことをお勧めする。

この作者と言えばスポーツ物が有名であるが、スポーツは単なるシチュエーションに過ぎず、その核は「男同士の友情」と「逆境からの逆転」だと思っている。スポーツから離れたこの作品の主人公達もそれを中心に話が進んでいくが、正直この作者にこんな血みどろでドロドロな話が書けることに驚いた。爽やかな青春のすぐ裏でそんなドロドロな話が繰り広げられる対比も面白く、これぞベテランの仕事という老獪さを感じる。しかし作者は女性ながら、女性が嫌いなのであろうか(笑)
素晴らしい画力!
2020年7月16日
話の内容は重いですが、救いもあります。とにかく絵が上手い!感動ものです。ベテランの作家さんだから当たり前?ではないですよね!まずそこに驚愕しながら一気に読みました。素晴らしい作品を堪能させていただきました。塀内先生、ありがとうございます。
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悲劇的な内容ですが、読み応えがあります。
2020年1月27日
こちらの続篇も実に重苦しいテーマではありますが、同時に非常に魅力的でもあります。読んだあとには胃の痛くなる覚悟は必要ですが。尚、本編でも同様ですが、あのヒロインの馬鹿っぽさは如何なものでしょうか。
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続編はミステリアス
2020年1月12日
無料だけ読みました。続編の方はミステリアスですね。不思議な出来事が起こってます。続編の方が、最後にどうなるのか気になります。前作と続編、余裕あったら続けて一気に読みたい。
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続編!よかったです
2019年10月22日
前作のその後です。
ヒロインが相変わらず自分勝手で
ムカつきましたが、キャラ的にはムカついてはいけないのかも…
前の事件でのしこりが、綺麗になった感じです。
面白かったです!
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続編かとゾクゾクして読みましたが
2022年11月17日
続編かとゾクゾクして読みましたが、少しだけ残念だったかも。
なんかエイジの立ち位置がよく分からなくなっている、
3才の時にステンドグラスの上手な絵がかけるくらいの天才少年だったんじゃなかったのか?
絵の天才だったはずのエイジが全くそのキャラを活かせてない、そしてみずきがよく分からないヒロインになっている、

兄が乗り移ったなんてオカルトなんて信じられないから、あの子供は普通にエイジとみずきがセッ◯スしてできた子供ですよね?
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光と影~続編
ネタバレ
2022年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「EVIL~光と影のタペストリー~」の続編。事件から数年経過。漫画家を目指すアツト。大学院で勉強するみずき。絵とは関係のない仕事をしてひっそり暮らすエイジは明るく気さくな人と出会いあり。
しかし泥沼展開再び。エイジ=レイジ状態?応援してくれていると思っていたみずきの本音。妊娠。警察官の田沼が再び登場し、無理矢理殺人犯に仕立てようとしたり本当にゲスい。
最終巻で自分の過去に向き合うため、兄を描くエイジ。どこまで苦しめば救われるのか。しかし最後にようやく春が来て本当に良かったです!みずきもやっと目覚めて新しい一歩を踏み出しました。
アツトは最初から最後まで割と安定して二人の支えでもあった印象。殺人事件と思われた件も無事解決し、田沼は自業自得ですっきり。続編でも死者が亡霊のように登場し、心の声をぶちまけているのが目を引きます。
漫画的にはやり易かったのでしょうが
ネタバレ
2020年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作より数年後、再びあの悪夢が3人に襲い掛かってきますが、正直言ってがっかり度が大きいです。
新しい生活の中で新たな恋を始めたエイジに、過去のいきさつを知っている人が、加害者家族にバラされたくなければと迫ってくるというのは、前作同様社会の黒い面を描くという事でいいのですが、エイジに兄のレイジの人格が宿っているとか、みずきがあれだけの恐怖を受けながらもレイジに惹かれていたとか、漫画的には話が組み立て易かったのでしょうが、前作の現実的テーマを台無しにされた気分。
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怖かった
2024年5月12日
確かに過去の影響や関係性は、なかなか尾を引くと思うけれどかなりヘビーだと思います。ザワザワしてしまいました。
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作家名: 塀内夏子
出版社: 電書バト