こちらの作品に関して、感じたことの大半は琴音が作中で全部言ってリアクションしてくれてるので、改めてわたしがいうことはないです。そのくらい「読者寄り添い型受け」が琴音くんです。未読の方はピンとこないかもしれませんが、読了後にはきっと頷いているでしょう。
一応参考になりそうなことも書きます。
☆複数CPについて
私は多CPを扱うストーリーは比率によって苦手なこともあるのですが、こちらはあくまで凪琴をメインにした上で5CPなことと、単独よりも割と他と絡めた話が多いのでバランスがよく、ストレスなく読めています。
⭐︎お話
話が面白いです。
読者の好きなこと全部やってくれます。
基本的にはコミカルなんですがギャク全振り、シリアスなしではなく。エチ全振り、内容はなしでもなく。重すぎず軽すぎず、個性豊かですがまとまりがあるみたいな。なんとも素晴らしい塩梅で成り立っていると感じています。
⭐︎絵
個人的には最初は少し絵柄に不安がありましたが人外好きの欲に負けて多少の不安はスルーしました。想定以上に話が面白かったのでそのまま継続購入してる間に巻数も増え、どんどん絵が上手くなってらっしゃいますので最近では全く問題なしです。(と言いつつ実は配色だけいまだに慣れない…カラーにはまだ馴染めないです。)
⭐︎その他
何が良いかって、あとはとにかく琴音が全部代弁してくれるので、私たちは読むだけでいいということです。感想がシンプルに「面白い」なの珍しいのでお勧めします。