ネタバレ・感想ありモノノ怪 のっぺらぼうのレビュー

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作者買いです
2025年9月30日
ちょっと悲しいお話だったように思います。最後は納得して薬売りに斬り祓われたお蝶さんでしたが、なんだかやるせない気持ちになりました。
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モノノ怪シリーズ コミカライズ第5弾
ネタバレ
2025年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ モノノ怪シリーズは事実を詳細に描くわけじゃなく、美しい絵柄と演出で「察してください」と匂わせてくる作品だなと思います。ハッキリしないところが多いけれど、そこが魅力でもあります。
蝶さんに恋したのっぺらぼうにとって、一家惨殺は彼女と一緒になるための手段に過ぎず、無邪気に喜ぶ姿はあどけなくて、真性の悪とは思えませんでした。一方で蝶さんは、大好きな母親を喜ばせたくて自分を殺し続けた結果、自分を見失い、知らぬ間にモノノ怪に憑りつかれていた。最悪の事態に陥る前に、何故逃げなかったのかと薬売りに問われていましたが、彼女が逃げなかった気持ちは良く分かります。時代的な背景もあるけれど、現代であっても、何より大事なものを失わないために自分を殺す選択をしてしまう事ってあると思います。薬売りとの問答の末、蝶さんは必死になってしがみついていたものを手放すことができ、納得した上で薬売りの男に斬られることができて良かったです。ラストは蝶さんの存在そのものが消えていて不思議でしたが、切なさの中に温かさを感じる素敵なお話でした。
ちょっと悲しい
ネタバレ
2023年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全部自分の意志で小さい頃からお琴やお茶の稽古をこなし、自分の意志で武家一家(佐々木家)に嫁いできたと思い込んでたのが、実は「自分を殺してきた」悲しいお蝶さんの一生のお伽噺(おとぎ話)です。「心の牢獄」に閉じ籠らなければならない程「自分を殺してきた」のです。本当はやりたくないことばかりだったのです。お琴やお茶より外で鞠遊びがしたかったのです。本当は毒親である母様のことも好きではなかったのです。ストレス解消に嫁ぎ先の人々の惨殺を繰り返すしかなかったのです。そしてこのままだと本当に下手人になってしまうと現れた仮面の男にお蝶さんはあそこに戻るくらいならと死を望み、ならば結婚しようと打ち明けられ承諾するのでした。男は無邪気に喜び、お蝶さんもひと時の幸せに浸るのでした。例えそれが自作自演だったとしても。結局、自分を救えるのは自分なんですね。
15周年おめでとうございます
2022年7月24日
15周年記念の一挙配信をきっかけにモノノ怪に触れました。アニメからコミックに来ましたが、あの独特の世界観や絵柄を漫画にするとこんな感じになるんですね。とても好みでした。他の話も買います。
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コミカライズ
2020年11月3日
コミカライズをするにあたり、蜷川先生を抜擢した方に勲章を授けて欲しい。
初めて
2020年9月5日
とても面白いです!この手の本はあまり読まないのですが、良いものですね!
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電子書籍化ありがとう!
2020年1月5日
薬売りさんはどこからみても美しい...薬売りさんをアップで眺めることができるのも電子書籍ならではです!
やっぱり和は良いね
2022年10月30日
妖怪系やわな感じの漫画を探していましたが、今どき風にアレンジされていたり恋愛要素が主軸であったりとなかなかハマる作品に出会えませんでした。でもこの作品は独特な世界観があって思っていたよりも良かった。
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