ネタバレ・感想あり鬼灯の聲~昭和連続射殺事件~のレビュー

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愛されなかった人間の成れの果て
ネタバレ
2022年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻(62ページ)・2~9巻(33ページ)で完結。。。
実際の事件がモデルのフィクション。

最後まで母親に愛されず「死ね」と言われた少年…この時、母親の愛情を感じる事が出来たなら、その後の事件は起きなかったような気がする。
母親の過去も関係してると思うけど、他の子と違う、彼に対する態度は酷過ぎる。
彼が逮捕された後、母親は直ぐホントの理由に気付いたけど、それまで、何度か救いを求めた時に見捨てといて…今更嘆いても遅いわ…って感じ。

確かに、知識も有れば違ったかもしれない。
でも、誰からも愛されず虐げられて、心が病んでしまった事が、やっぱりとても悲しいし、その後の事件に繋がる大きな要因なのだと思う。
辛い時代。
2020年2月17日
一冊読みました。辛い時代から始まった。お母さんひどいけど、本当は辛かったかもしれないな、とか、やっぱりスッキリしたと思うのかな。とか、色々考えました。切ない始まり方です。
有名な死刑囚(だった)の話
2023年5月26日
実在した連続銃殺事件の犯人である永山則夫の生涯を、フィクションも合わせて描かれた意欲作。主人公は生まれながらに父親が博打打ちで家に帰らなかった為、母親が行商に出て1日家を空けていた。その為、長女が実質主人公や他の兄妹達を育てていく。物語の中盤で、母親は生活するのが苦しくなり幼い子供4人を置いて、使えそうな子供だけ連れて青森県の実家へ帰ってしまう。
かくして、子供だけの生活が始まるのだが、あまりにも悲惨すぎて見るのを躊躇う。
無料分だけで正直十分と思ってしまった。読み進めるのはかなり辛い作品。
なんか考えさせられました。
ネタバレ
2020年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めはお母さんを酷い人だと思いました。でも、周りの人も異変に気付いてたなら何かしらできたのではと、、、。でも、やっぱり時代なのかな。周りの人たちも生活するだけで精一杯って感じだったし。まあ、どちらにしても殺人はダメですが。
貧乏は罪ないの?
2020年3月15日
お母さんに置いてかれて明らかに近所の人もおかしく感じてるのに、見て見るふり。子供だけで生きて行け訳ない。だって誰一人として思い遣りの欠片も無い。
久しぶりに
2020年2月15日
アルカードの大ファンでした。短編も面白い作品が多く、この作者さんが執筆している号は欠かさず読んだものでした。しばらく作者さんご夫婦の結婚生活をテーマにした実録漫画を描かれていて、その頃はあまり読んでいませんでしたが、久しぶりに読みました。やはり上手いなぁと思います。濃淡の強い独特な作画、引き込まれる構成力、印象に残る台詞は流石で読みごたえがあります。
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悲惨だし、重いストーリー
ネタバレ
2022年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読みました。少年の幼少期の生活は、悲惨なものでした。少年の姉である長女がかわいそうだと思いました。少年の母親が自分勝手だと思いました。少年の父親に関しては、私が読んだ部分まででは、どんな人物かよくわかりませんでした。かなり重いストーリーでした。続きを読みたいという気分にはならない作品でした。
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鬼灯の聲。
ネタバレ
2020年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元死刑囚永山則夫の話。

現代は恵まれているとつくづく思う。
風がふいても人のせいにする人種
2022年6月8日
過酷な環境で育ったからといって、壮絶な生い立ちの人皆がこのような凶悪犯になるわけではない。まして、犯した犯罪の情状酌量と弁護の材料にならない。この主人公のセリフとモノローグを読んでいると、全てが他人と環境のせいにしている。極めて不快な作品でした。
事実の摘まみ食い此処に際まれり、です。
2020年11月30日
実際の事件に取材した作品ということにはなっていますが、事実の摘まみ食いの上に小綺麗に仕立てた代物であり、読む価値は感じられません。
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作家名: 稲垣みさお
出版社: ビーグリー
雑誌: Comicベガス