ネタバレ・感想あり幸福はアイスクリームみたいに溶けやすいのレビュー

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余韻を楽しめる作品です
2020年7月21日
好みが分かれそうですが、私は好きです。文学小説を読んでいるような味わいで、毎日少しずつ読んで一つ一つの作品の余韻を楽しみました。
毎日の生活の中で起きる出来事に対する主人公達の心の動きがとてもよくわかり、共感できました。何でもない日常を描いたものではありません。誰にでも起こるような出来事だけれど、その人にとっての人生の大事件を描いています。
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独特の空気感
2020年6月17日
好き嫌いが分かれそうな雰囲気の短編集、
わたしは好きな作風だったのだ星5です。
どの作品ももやっとするというか後味がザラっとするような物語で何度も反芻したくなるような本でした。
最後の「海を見に行く」で〆られてたのがすごくよかった、ザラっとしたものが少しだけ救われた気持ちになれました。
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淡々とした感じが良い
ネタバレ
2020年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普通の人の日常って、こんな感じだよなぁと思った。
表題作で言えば、婚約者を失っても、自分の人生が続いていく以上、どこかでキリをつけなくてはならないし。
大げさな感情表現はないけれど、リアル。
この先、ふとした瞬間に、なんとなくこの漫画の場面が思い浮かぶ気がします。

谷後先生の話が、一番好きでした。
おちはない
ネタバレ
2023年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 分かりやすく終わっていない話ばかりなので読む人を選ぶ漫画だと思います。
人によっては え?これで終わり? とか うん、で?
っていう感想になると思われる。
市政の人の日常のひとこまを切り抜いたような漫画で、そんな事ないだろー?というような話がなかった。
まさに淡々とという感じのする漫画でした。
谷後先生が良かった。
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全12篇の短篇集
2022年4月4日
「ここ掘れワンワンセール」で購入。

買ってよかったと思える作品でした。
冒頭の詩を知れただけで価値があったと思いました。
知らないこと知る、本の醍醐味です。
作中の谷後先生が言うように、知識を蓄え、年輪を重ねた桜のように生きていけたらと思いました。

「書店員 波山個間子」の連載の元になった短篇が収録されているということで読んでみましたが、「書店員〜」はもちろんですが他の短篇も良かったです。
この言葉、記憶しておこうと思うようなものがいくつかありました。
それぞれ共通して心に何かを残していくような作品でした。
全195ページ。
漫画っぽくないところがいいと思います。
2020年11月15日
CMや短編のドラマみたいな感じで映像が流れてくるような不思議な空気感の漫画だと思います。
面白いとか面白くないとかそういう次元の作品ではないと思いますので好みが分かれるところだと思います。
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作風ゆえに伝わるものと伝わらないものが
2020年1月24日
表題作は淡々とした作者の作風ゆえに、逆に重く伝わって来るものがあります。
ただ、他の作品の中にはこの淡々とした作品では伝えきれないものもあり、作風を貫くならテーマの選び方を、テーマの選び方を貫くなら作風のバリエーションを、どちらか工夫する必要を感じます。
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よくわからない。
ネタバレ
2020年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私が10才代か20才代なら評価も違っていたかも。50代の私には響くものがないかな。それと婚約者を亡くした人の苦悩を描ききれてないのが残念。
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作家名: 黒谷知也
出版社: 電書バト