初っ端からとんでもないセクハラの連続にドン引きしましたが、何故か先行きが気になってしまい読み続けたら、結構楽しく読んでいる自分がいて驚きました。結婚出産後も面白いTLってあまりないけれど、この作品はここを描くことで、光輝の鈴に対する想いの深さが伝わってきて、すごく良かったです。結婚前の光輝は不器用が過ぎて、傍から見ると鈴に対しては無理矢理強引に推し進めている感が否めなかったのですが、巻を追うごとに、この人ほんとに鈴が居ないとダメなんだなぁって分かってくると、悪い奴には思えず(笑)正直鈴木君とくっつけばいいのにと思っていましたが、やっぱり鈴にとっても光輝じゃなきゃダメなんだから仕方ないですね。あと、息子の旭君がめっちゃブサカワでキュンキュンしました~。ヘラ~ッと笑うところは毎回吹き出しました。母子で同じ笑い方なんて微笑ましいです。TLにしては長編の9巻でしたが、最後まで面白かったです!