ネタバレ・感想あり僕が君を殺すまで 【雑誌掲載版】のレビュー

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偽りの空間
2020年10月27日
BLというジャンルにおいてしまうのが、もったいない。
アメリカのミステリーコミックのような外堀の描きかた。セリフやト書きではなく心理描写はイラストから少しずつ汲み取る…
秋の夜長向けのストーリー重視ですね。
びっくり!!
2020年10月27日
こんな死刑執行、執行人が、あまりにも可哀そう・・・。
しかもテレビとか、あり得ない時代ですね・・・。
いいね
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主人公に共感できるか。
ネタバレ
2020年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 極刑執行までの茶番劇をリアルタイム(正確には30分の時間差あり)で放送する、という社会実験の当事者たちのお話です。
主人公は今回の執行役に選任された公務員。
彼はいったい、執行方法も含めた上記の茶番そのものについて、懐疑的であるのか否か。
システムについて盲目的に容認しているうえで、冤罪の場合のみ葛藤が生まれるのか。
その「葛藤」はどの程度のものなのか。
全てがあやふやであったと最終話で気付き、ずいぶん命の軽い話に付き合わされてしまった、と残念な読後感でした。
素手で正面から首を絞めて人の命を奪う、なんて、この程度の心理状態では不可能でしょう。
ラストで感傷に浸っている主人公に共感するのは無理でした。
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作家名: 柳沢ゆきお
ジャンル: BLマンガ
出版社: 竹書房
雑誌: OPERA / 麗人plus