ネタバレ・感想あり薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記―のレビュー

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楽しかった❤️
ネタバレ
2024年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和マンガ好き世代なら誰もが知っているビッグネーム漫画家のアシスタントをされていた方のエッセイ漫画。以前ネットで話題になっていたので気になり電子で購入しました。結果、買って良かった!別マ、花ゆめ愛読書で、自分がリアルで読んでいたマンガの舞台裏を覗いているかのような気分が味わえました。この作品に出てくるほとんどの漫画家さんの作品を読んでいて(年代的にちょっと上すぎて名前は知ってるけど読んだことない作家さんもおられますが…あと読んでた雑誌とは違ってたり)内容を知ってるだけに本当に面白かったです。周りにこの感動を分かち合う人がいないのがもどかしい。申し訳ないのですが笹生先生が美内先生に死んでお詫びしたいとおっしゃっていたマンガのコマ、リアルタイムではなく読んだのは文庫版でしたが私も「あれ?」と違和感がありよく覚えていて「あー、そうだったのね!」と謎が一つ解けました(笑)本当に「ガラスの仮面」最後まで描いて欲しいです!美内先生!!
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めちゃくちゃ面白かったです
2023年6月5日
めちゃくちゃ面白かったです。美内すずえいい人だな〜、あたたかい。山岸凉子のあれの誕生秘話が一番カタルシスあったかな
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素晴らしい名作
ネタバレ
2022年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読みごたえがあって、本当に素敵な作品でした。少女漫画の名作を支えるアシスタントさんの生活や仕事ぶりが分かる内容でした。
70年代の少女漫画のファンは読むといい!
2021年12月7日
簡単に読めてしまうのに意外なコクがあります。
軽い読み物に見えて、楽しい中にもちょっと強い印象的な面白さが。

紙で買いましたが場所を取らない電書がお勧め。20%超クーポンがあるときにどうでしょう。

美内すずえ先生、木原敏江先生、樹村みのり先生、三原順先生、くらもちふさこ先生、山岸凉子先生と錚々たるビッグネームの仕事場の話です。作品を通してではない姿を見ている感覚を味わえます。
表に出てこない光景を垣間見せてくれます。それがまた、単なる覗き見、ただのバックステージパス的な遠目での眺め、などに終わっているのではなくて、個々の先生の姿と言葉が、制作の現場に居た事でしか体験できない全くの1個のチーム内の、貴重な記録?、研究家ならば史料のようです。諸先生と笹生先生、あるいは笹生氏含むアシスタントの方々とのやり取りの、他愛ないものから影響を与える言葉まで、作品を産み出した作者像をなんでも知りたいとなれば読まない手はありません。

各キャラが載っていて、先生方が紛れもなく、その情熱、心血を作品に注がれた、創り上げた、ということが伝わります。

私はくらもち先生の楽譜のところやハッピークリスマスのこと、萩尾望都先生のLPレコードの話、山岸先生の天人唐草エピソード、特集号のイラストに悩む三原先生の言葉、樹村先生の創作に対する考え方、などなどについて、笹生先生はあっさり本書を書かれたように見えるのに、意味深長なものを多々感じました。

もっと装丁を豪華にしてよかったのに、と思います。

私は紙の第5刷を入手しましたが、古本屋では第8刷もあったので、読者は相当多いと思われる書籍です。
マンガとして読むというより、制作現場をマンガで読む感じだと、考えるといいと思います。
内容の中に時々入り込んでいる往年の名作の輝きの、その輝きを取り出すためにカットされた原石の残りの部分、形にするために選ばれなかった部分の輝きを、この本で知ることになるのです。
私は、地味な本書が、実は沢山の名作を輝かせてきた力の所以を説明していることに、純粋にそれを知ることができたことに、喜びを感じました。

2021/12/22追記
本日同じ店の在庫は再び2冊!
私はこの頃電書を買い過ぎの為、紙中古本物色中。今月初以来売り切ったか、それともまだ1冊残ってるかな、くらいに思ってたのに、驚きです。サイズ大きいからやっぱ家の置場所問題かな。
美内すずえアシスタント
ネタバレ
2021年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美内すずえのアシスタント経験のある漫画家さんのエッセイコミック。
とにかく面白い話がいっぱいでした。
日本が舞台の青春物を書いてくださいというオーダーに「天人唐草」を渡した山岸凉子www
しかも新春号で正月早々あんな話読まされる読者w
懐かしい。
2021年2月2日
ただただ懐かしい。あのころ確かに少女だったなとしみじみと。あとはとにかくガラスの仮面の完結を熱望いたします!
懐かしい先生だらけ😄
2020年9月2日
出てくる先生は全員知っていて作品も読んでいたので、とても懐かしくて楽しかったです。
多分、出てきた先生方のコミック1冊は持っていた。ただこの本に出ていた作品は思い出せないのが多いので、シーモアで探してみようかと思います。
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漫画家を描くエッセイ漫画
ネタバレ
2025年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『天人唐草』が読みたくなりました、雑誌読みしかしていない作品ですが大脳皮質に張り付いている作品。

今作は自分にとってはドストライク、70年代の少女漫画は『ベルばら』で始まり、『天人唐草』に止めを・・の印象。

10代の漫画家デビューが珍しくなかった頃、ちょっと、調べてみた😅

※石ノ森章太郎(16歳)
※ゆでたまご(17歳&18歳)
※いくえみ綾(14歳)
※いがらしゆみこ(18歳?)
※矢沢あい(18歳)
※本宮ひろ志(18歳)
※一条ゆかり(18歳?)
※小畑健(17歳?)

 等々、敬称略🙇‍♂️
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あっという間に読んでしまいました
2020年8月23日
大好きな漫画家さんのエピソードが盛り沢山!ちょっと高いと思いましたが、皆さん本当に命を削って描かれていたのですね。三原順先生のエピソードがあり、なるほど〜って思いました。
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作家名: 笹生那実