ネタバレ・感想あり百年浪漫ねむり姫のレビュー

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気鋭の漫画家の作劇巧者ぶり、いい形で開花
2024年7月25日
表題作は前中後編と巻末おまけで、108+5頁、同時収録「科学者と幸せな薬」26頁(2015年)、「待宵の月」14頁(2017年)。
いずれも捻りがあって、しかもそのためだけにストーリーが徒に回っているわけではなく、起伏に無理がなくてダレもない。表題作の、眠りから目覚めさせるマジックが二重に仕掛けられているのは、読み終わってみればニヤリ、だが、「科学者と幸せな薬」には完全にやられた。作者あとがきの「ミスリード」、実にお見事で。「待宵の月」では14頁しかないことが読んでいる最中には少しも障害ではなく、あとになってから実は語っている内容は豊かでありながら、話の種明かしのなんともいえない上手さに、本書3回目のノックアウト。
絵も少女漫画的に満足しているし、3作品が被りあわない為、広がりのある作品集となった。

私も「ボクと姉の結婚」からやって来たのだが、このストーリー作りの上手さは、土台がオーソドックスでもこれだけのことが展開できるのだよという確かな腕を見せつけてるのと同じ、十鳥さる先生にはこれからも末永く活躍されて欲しい。
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良かった
2020年5月12日
無料お試しを読み購入するか悩みに悩み皆さんのレビューも読ませていただき購入することにしました。絵も話の内容も好きです。
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悲しいけれど
2020年3月24日
周囲に翻弄されたとても悲しいお話だけど、主人公ふたりが素直で真っ直ぐなキャラなのでそんなに暗くは感じさせません。最後に明かされる主人公が眠りから覚めた理由がとってもロマンチックで、にやけてしまいました(^^)
泣けます
2020年3月22日
「ぼくと姉の結婚」で作者さんのファンになり発売日に購入しました。ファンタジー要素もありますが純愛に泣けてそして心が温かくなり最後は笑顔になれます。
他読み切り2本もとても素敵です。
おすすめです!!
素敵な純愛です〜
2020年3月21日
私は このお話は 大好き❤ですね。眠り姫の題材は 沢山ありますが、大正時代と純愛をかけて 眠りから覚めたら令和になっていて…遥の優しい咳の音を ずっと聴いていたなんて。切なくて、そして泣けます。最初は柚月めせんで読んでいましたが、2度読みは 遥めせんになっていました。柚月も切なかったでしょうが、遥はもっと切なかったでしょうネ。きっと…幸せな2人が 見えますね。
切ない…
2020年5月20日
100年も眠り続ける…。実際にはどうなのか?最近は冷凍保存とかもあるし、無きにしもあらず…といった所でしょうか?でも、1年後に結ばれると信じて眠りについたヒロインは健気で愛らしい。想い人とは結ばれる事は叶わなかったが、悠とは これからの青春を謳歌してほしい。
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レビューの割に
2020年8月11日
中身が薄かった。
なんか残念
もっと惣一郎と惣の描写読みたかったかも。
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うーん
ネタバレ
2020年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ それなりに楽しめましたが、主人公が突然タイムスリップしたような状況にも関わらず、時代の変化にあまりにも馴染みすぎていたような
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作家名: 十鳥さる
ジャンル: 少女マンガ 恋愛 / SF
出版社: 白泉社
雑誌: 花とゆめ