220ページ。
BLですが、表紙でわかる通りラブ感はほぼ無し。一応少し入ってますが、無理に入れなくても良いのよ、という気持ちになる入り方。
全体的に説明不足なのと、様々な設定が「理解はできるけど背景が見えない」状態。平たく言って、詰め込み過ぎです。
絵がきれいで、ファンタジーものに強い人(私自身を含め)なら、それなりに楽しく読めます。
個人的には「この世界ではハーフエルフは銀髪なのが普通なのに、なぜオフィーユは黒髪なのか?」という部分が気になっていたのに完全スルーだったのが無念すぎて不完全燃焼……。
あと、自分の持ってるハーフエルフの概念とこの世界でのハーフエルフに若干のズレがある感じ。ハーフエルフってエルフと人間の合いの子で、あまり大っぴらにしたがらないイメージなんですけど。最近のファンタジー設定では違うんでしょうかね。