頑張ってパワハラする(?)受の安斎と自分のドS性に目覚めた国生のすれ違いながらもお互いが素直になれる唯一になっていくお話なのですが、表紙よりも絵が良い。特に国生最高です。安斎は、私が特にメガネ好きな訳ではないせいか、最中の時は邪魔だと思うことが多かったです。逆に言えばメガネ好きなら最中にメガネが楽しめるでしょう。
前半の国生の土居くん思い込みが凄くて最早ギャグかよ?な思い込みと追いつめられ方でした。そして、安斎のこの無謀さ…。無防備と言えば聞こえは良いけどさ、ただの迷惑な無謀さよ。でもちゃんと国生に経緯や理由が言えるのは良い。前半の自分の性癖認めない安斎と(認めなさがしつこくてちょっとイラッとした)、君ら二人ともノンケだよね、そこの辺の躊躇や抵抗ないの?とかありますが、そこは読み物、BLファンタジーで済ませられるレベルです。かなりHシーンも多いので、多めが好きな人も満足出来るんじゃないかな。
こんな良作品をヨミホで読めて大満足です。