ホストの翔×キモカワ作家のさとしのお話第3弾。CP固定ですが続き物の長編ではなく短編6話と描き下ろしがギュッと詰まって合計286ページ。ボリュームたっぷりで読み応えがありました。前作、前々作にハマった方はきっとこちらもハマると思います。既刊よりも更に翔くんのカッコ良さが際立っていて、ちょっと意地悪で俺様系だけど世話焼きで実はさとしを溺愛しているのがとても良かったです。当て馬も登場しますが、基本は翔×さとしの絆は揺るがず二人の間の愛情はたっぷりなので、当て馬によってストレスを感じることなく安心して読めました。逆に言えば、当て馬が登場してもとくに障害にならずひたすらイチャラブしているだけなので、ちょっとワンパターンに感じる人もいるかも。いずれにしても最終話では二人の明るい将来が期待できて更に嬉しくなりました。純粋に喜ぶさとしが初めて可愛く見えました笑。もう少し全体的にストーリーがあっても良かったかなと思いましたが、幸せな読後感で終われたのでちょっとおまけで★5つにしました。