ネタバレ・感想ありお江戸ふしぎ噺 あやしのレビュー

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江戸時代の不思議なお噺
ネタバレ
2022年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイプの違う怖さや不思議さのある話が5話分収録されています。ストーリーの主役は江戸時代の町人であり、お武家さんは出てこなかったですね。丁稚奉公や女中さん、口入屋さんなどといった江戸時代の町の人々がどのように暮らしていたのかも何となく分かります。
これぞホラー、とても怖い話というわけではないかもなのですが、人の中の嫉妬や妄執、心の奥底にある暗い部分などが露になる、そんな怖さがあります。絵の雰囲気もあっているなあと思います(特に女の人の表情が)。舞台は江戸時代といえども、現代の私たちのすぐ近くでも起こりそうな、そんな身近さがあり教訓にもなるかと思います。
原作の小説「あやし」も以前1度読んだことがあるのですが、また読んでみようかと思いました。
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作家名: 皇なつき / 宮部みゆき
ジャンル: 女性マンガ ホラー
出版社: KADOKAWA