前作「サラブレッドはなびかない」の続編で、こちらも作者さん買い。表題作のみで全6話+描き下ろしで合計217ページです。メインはライオンの王我×サラブレッドの駿匡ですが、スピン元の志狼×宇佐美CPも度々登場する上、描き下ろしでは両CPの子供たちも見れるので二度美味しいです。他の方も描かれてますが、志狼×宇佐美CPのお話と比べるとちょっと大人っぽい印象です。エロも若干濃いめだし、キャラも大人っぽいからかな。王我はライオンらしく俺様な感じなんですが、見た目も格好いいし、「欲しいものは自分で手に入れる!」的な自分に自信のあるところが男らしくてとても良かったです。そんな王我が駿匡の婚約者にヤキモチを焼いたり、駿匡の親を説得しようとしたり。格好良い俺様ライオンがとても一途とか、もうキャラが良すぎました!駿匡も一見控えめな感じなのに、芯が強くてとても良いキャラでした。上述の通り、描き下ろしでは両CPのその後のお話が読めるので、ぜひスピン元のオオカミ〜の話と合せて読むのがオススメかと思います。