自分の子供が「ぜんぜんあり」とか言うと
「何その日本語っ」って小言を言ってましたが、この作品の雰囲気は私も「ぜんぜんあり」でした。こういう時に使うのね。調子いい母でごめんよ。
タイトル、表紙、ストーリーのバランスがとれていてトーキョーポップな雰囲気、作品の世界観がしっかりとあってわかりやすいです。
乱パから始まる物語だけど、絵がふわっとしているし、エロエロではないのがまたいいですね。主人公千晶が、乱パからトーキョーカオスに流されていくのかと思いきや。
恋と一緒にアイデンティティがはっきり浮き彫りになっていくーーー、前半の頼りない感じからは、こういう千晶を想像していなかっただけにいい意味で裏切られました。いいなぁ、この2人の恋。
読み放題があるのに気づかないで、購入してしまいましたが、この度も愛するBL界にお布施でぇす!
この場合の「POP」はポップコーンみたいに、はぜる、はじける、という感じ。雰囲気で何となく使ってます。ちゃんとした英語の使い方ではありません