評価としては3なのですが読めば読むほど精神が削られるので1引いて2です
話自体はちょっと陰湿なイジメが続き過ぎてやり過ぎ感はありますが設定的にも上手く纏めているとは思います
たぶん作者さんは人の感情を動かす方法が上手な方でしょう
心地よい程に腐った悪役と言うのはいざ書こうとしても中々書けないものです
故にお嬢様を救おうと献身するキメラの成長は応援したくなる気持ちにさせられました
それだけに泣いた赤鬼じゃないですが第一部では救われない終わり方と唐突なパワーインフレは非常に残念です
なんならお嬢様連れて旅に出た方がまだマシな流れです
んで第二部からはチートハーレム男ですか
うーん、、、
何と言うか負の方面での話作りが上手いけど休憩の取り方を知らないと言うか読み手も闇ばかり見たいわけじゃ無いと言うか駄目なレディースコミックって感じです
食で例えるなら甘いスイカに少量の塩を振ると甘味が増して美味しいけどこの作品は大量の塩にスイカ汁を少し垂らしたような
永遠に塩っ辛いみたいな話
書き手の書きたいものだけ書いてもついて来れる読み手は限られてしまうと思いますよ
絵も悪く無いだけに残念
なんなら表紙をもっとダークな感じにした方がギャップが無くて良いかもです