作者さん買いですが相変わらず絵が美しく、色気たっぷりでたまりませんでした。
ユーゴが最初は軽いお調子者かと思ったら、心が真っ直ぐで懐の深いすごくいい子で救われました。ハルが出会ったのがユーゴのような人だったから膠着していた状況を動かせたんだろうな。
倫也に関しては彼の過去や気持ちを思うと辛くて、正直可哀想だと思ってしまったけど、彼自身もこれで前に進むことができて良かったんだと思えました。あまり波乱なくちょっとうまく行きすぎな気がしないでもないですが、3人の心情をしっかりと描いていて読み応えありました。しっとりと胸に染みる良い作品で、ポールダンスという舞台も良かったので、これからの彼らも見られたらいいな。