誤解されてる方が居るみたいですが
日本版で似た感じの話を作ったらこうなるって話であって原作はロシア文学です
大まかな話は一緒ですが着地点は一緒なのか別の結末を描くのかは興味がありますね
日本版も原作も犯した罪に苛まれ葛藤するのは同じで
永遠に続く自問自答の日々が罰なのか
他者から下される痛みこそが罰になるのか
安易に恋人や子供に手をかけてしまったり
自分のルールや物差しで怒って煽り運転した結果最悪の結末を迎えたり
近年は人の命を簡単に奪うような人が目立ちますが
こういう人こそ一度読んでみて人生はやり直しが効かないとブレーキを踏む一助にして欲しいものです
あと濃い絵と書かれてましたが
ゴルゴ13とか昭和の絵ですね
読ませるテクニックは高いですが今の人だと文字を詰め込みすぎて読み辛いとか言われそう
読んでみると中々に考えさせられるのですけど重い話もあるから読書感想文みたいな強制でもないと最後まで読む気を維持するのが大変
評価も3と迷ったのですが原作を知ってたせいもあって若干苦行を感じて2にしました
新訳とするなら絵を別の人に頼むとかカイジみたいに言葉ではなくて絵で心情を表現する手法を強めたらまた違う評価になるかもです