ツンデレが出てくる作品は メインの二人のどちらかが ツンデレであることが多いけれど、この作品は メインキャラ二人が ツンデレで、だから 二人が デレると 悶えてしまうわけです。ヒロインは ほんとに 気まぐれな猫のようで、好き嫌いがはっきりしていて、心を開いたヒーローには デレデレしてくれて、そのデレデレとした甘えを ヒーローは 彼なりのマナー(理性崩壊を寸前に防いで)で 彼女に対応するわけだけれど、少しずつ、どんどん 彼の理性を保つのが 難しくなってきて そうなると 読者は キュンキュンしてしまうわけです。脇キャラたちは 彼等を そっと見守り親衛隊のようで、ちょっと 笑えるキャラもいて、よかったです。溺愛で甘々なんだけれど、クラシックのピアノのBGMが似合うような そんな作品でした。劇にしたら 面白いだろうな。