書籍で購入していましたが、発売日当日配信だったのでこちらでまとめることにしました。東宮先生の新作ストーリー。相手次第で男にも女にもなれる小夜鳴鳥という種族のミルハと、短命を予言されそれを補うために味覚色彩表情といったありとあらゆる「自分」を寿命を延ばすために神と交換した王子ラシークの物語。相変わらずキャラクターの見た目は他作品とあまりかわらずで、そして、ヒロインは強くしなやかで優しく美しく(でもちょっと天然で鈍感)、ヒーローは強く懐深く思慮深く美しい(そしてちょっと意地が悪くてヒロインだけ溺愛)といつも通りなのですが。ですが!それがいい!多分こうなるだろうなー、というストーリーの設定、展開にも関わらず一つ一つの展開に一々魅せられてしまう東宮ワールドです(笑)