主人公が普通の庶民の子が養女で王女とか、設定すごいなぁ、こんな生活していて、皇帝も皇后も自分勝手で悪どすぎる。皇后なんて自分の息子大事じゃないの?それでも母?って感じ。第一王子も国の政策や働きは素晴らしい王子ですが、愛に対しては不信感あり過ぎて恋愛不向き(あの親なら仕方がないけど)で主人公と出会い、変化して行く過程と周りからの妨害への2人の苦悩が良く描かれていると思う。2巻まで一気読みし、2巻最後に王宮を主人公が出て行き市井へ降りると言うところで終わり、どうなるの2人?と続きが3巻読んで、スッキリ。正直、もっとダラダラ話が続くのかと思いましたが、このくらいスピーディーに終わってくれて、気持ちいいです。
主人公のお母さん、弟の第二王子、他の側妃さんと王女も可愛らしくて、主人公の味方の騎士団の方や王子の側近(初めは皇后からの押し付けだけど)もいい人たちでしたし、悪役が皇帝と皇后ってスゴイキャラ設定だなぁと思いましたね。