3巻まとめ買いして、1巻読んで「しくじったかっ」💦と焦りましたが大丈夫でした。
家族の中の葛藤が描き切れていないと思いましたが(特に、力が足りないだけの優しい両親をなぜそこまで恨みに思うのかなど)、巻が進むにつれ画も物語の進め方もどんどんうまくなっているように思いました。特に戦の駆け引きはわたしの単細胞な頭脳には悲しいくらい詳しく描かれていて「う~~む」というしかありませんでした。(ちゃんと理解できているかと聞かれると、ふゅ~♪~と口笛を吹くようにしています。)次巻を楽しみにしています。❤(⌒∇⌒)
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繰り返し読んでみると、やはり領地として成立させるまでの描き方が物足りないと感じました。察するに、作家さんは 主人公が戦略的に領地をめきめき拡大していく様を描きたかったんだろうなと・・ただ、領地の曙時代を描くなら 人間関係を中心にもっとしっかり丁寧に描いておくほうがよかったのでは?と思います。
あと、仲間候補に「無駄な食い扶持を増やすわけにいかない」という主人公のセリフなどで「主人公好き💕」という種類の思い入れがなくなりましたので、その後のおちゃらけシーンなどを多少白けて読んでしまいました。例えば「食糧にも限りがあるからなぁ~」と悩むと「貧乏大変だよね。ガンバレ」となると思うのですが。
ともあれ、☆一つ減らしましたがもうしばらく読んでみます。