ネタバレ・感想あり東京ヒゴロのレビュー

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変わりゆく時代に取り残された人々の再生
ネタバレ
2024年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めでは、この世界観になかなか入り込めずページを行ったり来たりしながら何回も読み返しました。
大手出版社に勤め、漫画編集者として作家さんたちにも認められていた主人公ですが、立ち上げた雑誌が2年で廃刊になるという状況で、なんとなく自分自身に後ろめたく、辞職して退社するところから物語は始まります。
降り出した雨に、風に、傘を吹き上げられるシーンが印象的で、コレが最後の最後で光ります。
編集者と漫画家・・・作家さまが漫画家であってこそ書き上げられた作品なのだと思います。
どちらの側の立場であっても、自身の信念を微かに胸に抱えながら、生きる事があまり上手くない、様々な個性を持った登場人物たちの、背景と、もう一度ペンを手にしてみようと決意する姿は、全てを詳らかにしない、一話一話の最後の場面が、一枚の原稿に大きく描かれる風景で、読者が感じとるモノなのかもしれません。
紡がれる言葉たちも秀逸でした。
宝物が増えました
2024年3月24日
漫画を愛するすべての人に読んでほしい名作です。読み終えて、とてもよい夢を見た後のような気持ちになりました。1コマ、1ページごとに愛おしいです。
そして文鳥好きとしてもたまりません!
何度も何度も読み返しています。
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すごい
2023年12月13日
凄いです!松本先生!流石ですね。読んでいて人間の中身が見えちゃいますね。漫画家だからこそ描ける編集者の気持ちっていうのもありますよね。
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言語化が難しい
2023年11月1日
奇跡のような、日常のような。
きっとみんなにこういう瞬間だったり
感情だったりって感じる瞬間は有って。
切り取られたように心に刺さる場面が
散りばめられてる気がします。
感動した。
表紙のデザイン
2023年5月4日
一巻を読み、独特だけどリアルな日常が進んでいく描写に惹かれ2巻を購入。表紙のデザインがたまらなく好きだ。
一コマ一コマが絵のよう
2021年9月2日
一コマ一コマがまるで絵の様で味わい深く、手触りを感じる漫画というか、トーンを多用した平べったさがなく気が遠くなる手数を感じる…。
猫かわいい。
次も楽しみです。
表紙が文学作品のようでした
2022年1月17日
はじめて読む作家さんですが、表紙が気になりました。絵柄もストーリーも味わいがありますね。ちょっと疲れた感じが大人な感じです。
編集者漫画
2021年12月17日
ピンポンが好きで買いました
いやあ、なんというか一度もう疲れて廃れてしまった人の書き方が素晴らしいんです
松本大洋の漫画は素晴らしいですね
漫画編集者
ネタバレ
2021年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 会社を辞めた漫画編集者がまた自分で漫画雑誌を作ってみようと再起する物語です。
出てくる漫画家や編集者たちに味があって面白かったです。
特に林さん、塩澤さんと話してるとまともなのに青木に対してはクソミソでw
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