ネタバレ・感想ありヤマトタケルのレビュー

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原作付きは
2025年8月11日
先生の作品の中で原作つきは珍しいですね
ASUKAに連載中のころに読んでいました

原作に沿っているので、作品の語り口が、おどろおどろしくない
ヤマトタケルが、凛々しく勇猛に描かれていて、ちょっと違う作風になってます
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日本武尊
2024年3月18日
山岸涼子先生の作品はほぼ読破していますが
ヤマトタケルは未読でした。
青青の時代のあとくらいの時代設定でしょうか?

三種の神器の草薙の剣、白鳥
様々な逸話を織り込みながら

日本武尊を
神ではなく人として描いた
英雄譚…
うわぁ~、ルジマトフ!?
2022年1月2日
「ヤマトタケル」のお話は、三代目市川猿之助さんの新歌舞伎で観まして感動。それを山岸涼子先生が描いておられるとのことで、再び興味が湧き手に取りました。
やはり、さすがというか。安定した読み応え。絵も妖しくて綺麗。魅了されるのは当然で。でも、先生の絵は紙の方が最高。ごめんなさい、シーモアさん。年寄りの愚痴です。先生の絵を額に入れたくって、紙本も購入。
これ、レビューの意味何も成してませんね。つまり言いたいことは、「ヤマトタケル」は「日出ずるところの天子」と双璧、です!
清涼感‼️
2022年1月1日
梅原猛原作、なので山岸先生独特の展開ではなくヤマトタケルの清々しい人物感に溢れた山岸涼子作品の中では一服の清涼剤、という作品です。
大和朝廷
ネタバレ
2022年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「日出処の天子」と同じく大和朝廷のドロドロ権力争いと親に認めてもらえない子供の葛藤などが描かれています。
弟橘媛は根子の命を殺すより美夜受媛を先にどうにかすべきだったな。
儚く潔い英雄伝
ネタバレ
2022年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 敬愛する山岸作品なのに初読です。
ヤマトタケルは英雄名。父に認められたい小碓命くんが、兄殺しの誤解と政敵の謀略を受け、償うために東征へ乗り出すストーリー。ごっちゃりした印象の古事記よりもシンプル簡潔で読み易くなってます。
主人公自身もまた潔い感じで、強さに加え清廉で儚い印象。ラストはハッピーエンドと言い難いですが、主人公周りの助役たちが前向きに身の振り方を決めていて、暗くなりすぎなかった点が良かったです。
古代の勢力関係を調べたり、東征ルート地図と睨めっこしたり楽しかった。自分の中で蝦夷とアイヌが一緒くたになってたけど、両者の違いも知りました。
梅原さんの古事記も読んでみたい。ちょうど母が古事記オタなんで実家を漁ってみようと思います。
説得力がある感じの
ネタバレ
2021年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 梅原猛さんの原案は読んでいないのですが、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を基にしています。神話のような不思議なエピソードが数々あり、この作品でもその有名なお話もありますが、神の存在自体は暗喩したくらいです。
主点に置いているのは、小碓命(ヤマトタケル)をはじめとした登場人物の人間性(家族や恋人への愛情、妬み、恐れなど)、大和とという国組織や権力争いのようで、現実的な人間味のある作品に感じます。理性的・現実的でありながら、でも不思議な人知を超えるものもあるかもしれない…というのも描かれていて、そのバランスが流石です。
小碓命(ヤマトタケルノ)は力強く優しい人間で、不運が重なってしまったが為に思わずにはいられません。せめて父である天皇から労いの言葉一つあったら、ちがったのにな…
台詞多め
ネタバレ
2021年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 山岸先生の作品が電子書籍で読めて嬉しく思います。とりあえず未読のヤマトタケルを購入。いつもよりドロドロ要素少なめですが世界観は堪能しました。
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作家名: 山岸凉子 / 梅原猛
出版社: 講談社
雑誌: モーニング