独特な絵とセリフの多い作品でした。たまに妖怪ちっくに見える眼ですが、個性的でこの作品の雰囲気にあっていると思いました。とてもセリフが多く、心の中で考えていることがとても詳しく書いてあり、セリフの言い回しや表現の仕方などが読み手の好みと合わないと、説明臭くうるさい作品になると思います。私は合わない訳ではなかったのですが、若干幼稚臭く説明しすぎに感じました。
お互い心に傷と寂しさを抱えているよくある設定ですが、独特の雰囲気でよかったと思います。最後は攻めが普通に感情を出して素直になっていったので、この作品に続きがあり攻めが甘くなるなら、この雰囲気をどのようにもっていくのか気になります。少し暗いこの雰囲気を残しつつ甘くなるのは難しそうだなと感じるので、期待しつつ楽しみに待ちたいと思います。