ネタバレ・感想ありもういない君と湾岸を歩いて【電子版限定特典付き】のレビュー

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続刊中です〜
ネタバレ
2022年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻までのレビューとして。
結構幽霊の話。ガッツリ幽霊。ホラーではないけれど、話の中心は幽霊というものについて。
生きづらい登場人物たち。みんな各々に事情はあるってのは正論だけど、そういうことじゃない。他の人だって辛いからといって、自分の辛さがなくなるわけじゃない。何を我慢できるかは人によって違う。「そんな事で」は人によって違うのだ。他の人だって辛いから自分も我慢しなきゃ、って自分が言うのはいいよ。でも他人が言うのは違うんだ。
一つ思うのは、よく物語の中で生きづらい登場人物を見て慰められる。けど、彼らは物語の出来事を通して味方を得たりより生きやすい方法を見つける。それを目の当たりにするのがしんどい時がある。またわたしは置いてけぼりを喰らう。
そりゃフィクションだもの救いは欲しいよね、けど、同じように生きづらい登場人物に慰められたのに、読み終わると孤独が待っている。
最近それが悲しい。
今作はどう結末をつけるのだろうか。
作者さまにはとても期待している笑。
別名義で描かれてる漫画がとても好きで以来ファン。わざわざ名義を変えてらっしゃるからレビューでは明かさない方がいいのかも?と思ったり。気になる方はTwitterで見つけられるはずたぶん、、
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作家名: hituji
出版社: ジーオーティー
雑誌: MeDu COMICS