ザ・王道ヤンキー漫画。
広島の友人達や知人達に聞くと、広島では知らない人はいないそう。でも関東圏では知名度が低くなりつつあって(知ってても年齢層高めか名前は知ってるくらい)、なんだか寂しい気がします。
今の時代を生きる中高生にはそれこそ「漫画の中の話」かもしれませんが、生きることに飢えてる様な男達女達がうようよいる時代が確かにあったんですよね。
一度見たら絶対に忘れないような強烈な個性の登場人物達。それこそがこの作品の大きな魅力であると言えますが、そんな魅力溢れる悪ガキ達でさえも、いずれ大人になり、子供を卒業するのだという大きな流れも、切ないくらいにこの作品から感じる魅力の一つと言えると思います。
最初はギャグスタートですが、その人間模様にのめり込んだら一気に読破できるはず。
まだ読んだことのない人は、ぜひ頭を空っぽにしてから最後まで読んでみてください。