ワイン界で名の知れた父親が異母兄弟に十二の使徒と言われるワイン探しの対決が課される。感性の他に優れた知識を持つ者、優れた嗅覚を持つ者が周りを巻き込みながら課題を解き明かしていく。文字数はとても多い作品だが、1本のワインから、こんなにも背景がわかるものなのかと、読みながら、実際に作中に出てくるワインを思わず検索し、実際に飲んでみたいと思わされた作品。いや、実際に購入を決意したワインもある。なかなか奥深く、購買欲のそそられる作品でもありました。十二の使徒後の神の雫探究の作品も是非読みたい!この作品が一気に読めた今回は、読み放題登録していて良かったと実感出来た。とても面白かったので、文字数に耐えられ!ワイン好きな人にはオススメの作品。