ネタバレ・感想ありあと一歩、そばに来てのレビュー

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読み応え抜群の短編集
2024年6月15日
細かい所まで書き込んだ絵で、タイトル通り色んな世界で色んな人の距離感のお話でした。
短編なのにどの話も読みごたえがあり実際のページ数よりもとても長く感じました。
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美しく斬新!
ネタバレ
2024年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです!”BADDUCKS“のストーリーと世界観が好きで紙で持っています。惹かれてこちらも購入。短編集。”その時がきたら“が好き。拐われて目隠しされていた王女と口がきけず耳の聞こえない小指のないお世話係の男。最後目を合わせたその時の空気感が胸がキュッとするようなキュンとするような複雑な気持ちが余韻として残ります。どの作品も斬新でいい意味でクセがあり、もっと見たい!と思わせてくれる作者さまのセンスが素晴らしいです!
空気感
2024年1月21日
匂いや湿度が伝わってくる作品。とても良いショートショート集。キレイな短編集は数多くあれど、疑似体験できそうな空気感です。とても好きです。
すごい短編集
2023年5月19日
初読み作者様。短編集のラスト、「大好きな妻だった」には色んな方がレビューで絶賛されていて凄く魅力的だったのですが、気軽に読むとメンタル崩壊しそうで手が出なかったのを、こちらの短編集でやっと読めました!その他の短編もそれぞれかなり面白かったですが、やっぱり「大好きな〜」1番泣きました。素敵な短編集ありがとうごさいました!
とても良いです~!
ネタバレ
2022年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久々に短編集を買いました。20~15年くらい前まではこういういい意味で意味ありげ・意味深・人の人生のある場面のうまい取り方(魅せ方)の内容の短編集はわりと書店にあって買っていたのですが、最近はあまり見かけず…。出会わなかっただけかもしれませんが…懐かしい感じがしました。19年から電子書籍にして アンソロジー以外では避けていたので短編集は初購入(?)かな? 最初の話と探検家の話が面白く感じました。最初の話がストックホルム症候群っぽかったのは読んでいてザワザワして複雑になりました。また、奥様がガンになる話はグッときましたし、あのやりとりは漫画だから描ける話だなぁと漫画の力を感じました。適切な単語が出てきませんが(アンニュイ…ではないし)、単話ごとの今後を想像させるような終わり方がされている良い短編集でした。
短編だけどそれがいい
2022年8月18日
余韻が残る物語が多くあります。読んでいて楽しいです。後味が良い物語が多く感じます。余韻は残るので、また読みたいなと思う事もできます。読み返すのが楽しみです。
強烈な余韻
2022年8月17日
一言でいうと「映画館で、エンドロールが終わって照明がついても、まだ作品の余韻に浸っていたくて、しばらく立ち上がれない時の感じ」
どの作品も、もう少し読み続けたいところで終わるのですが、読み手に想像の余地を残すことで、幾通りものストーリーが展開します。
絵の秀逸さに惹かれて読みましたが、画一的でないテーマと良い、簡単には先を読ませない展開と良い、想像以上の満足度でした。5つ星では足りないくらい。
タイトルもいいです。
2022年8月10日
『大好きな妻だった』の短話を買っていて、作者名でこの作品が気になり、重複するのも構わず購入しました。
後書きに、各作品の背景などを書かれていて、短編に詰め込むのに葛藤があったようです。でも、短い中に、作家さまの思いを表現するのは難しい事と思われますが、余韻を残す締め方も巧いです。
ひと目惚れとは
2022年6月30日
こういう事なのかしらと…表紙に目を奪われました。何か言いかけた表情に気を惹かれ、何と言っているのか妄想し、試し読みもせず即買いです。
短編集7作、全てとっても好みでした。
どの作品もシュールでオリジナリティに溢れてて、共通して「緊張感」があります。ハッピーエンドじゃなくても大して暗い気持ちにならない所が素晴らしい。推し作家さんがまたしても増えてしまいました。
王女が罪人に片恋(ストックホルム?)する表題作 “その時がきたら” と、秘境ジャングル原住民vsトレジャーハンターの“ 楽園 ” が好きです。
自販機の老婆が良い味出してるのに一瞬だったのが残念でした。もっと見たい。
短編集
2022年4月22日
7作223p(後書き含)です。短編集では勿体無いぐらいの人物象とストーリーです。そしてとにかく絵が美しい!人物の表情がとても好きです。世界への皮肉が詰まっていて、ブラックジョーク小説の様なショックでクスッとする内容から人への愛情まで詰まったすごい作品集です。
台詞が良く、雰囲気もあるのに・・・
2022年12月24日
評価が厳しくなるのは、巻末の「大好きな妻だった」が一番良いデキだった事とシングルカットされていて先行購入していたから。ゲリラで買ったが期待度が高過ぎた。全てを描かず、読者に想像させ様とする作風は好き。作者買いもこの作品でコンプ、一度、原作物も読んでみたい。
泣いてしまった…
2022年11月11日
「大好きな妻だった」読んで泣いてしまいました。
どの作品も様々な形の愛があり、余韻が残ります。
絵も素敵で美しいです。
単行本としては、アレ?もう終わりなの?!
もっと読みたい…!と思ってしまいました。
あと、短編だから当然ですが短い!
それが星一つ欠けている理由です。
この長さが丁度よいんですが、もう少し読んでいたい…という気持ちにもなります
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これを読んで作者のファンになった
ネタバレ
2022年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙本を購入した作品のレビューを、ここでするのはいいんだろうかと思いつつ書く。本屋で平積みされていたときに、表紙に一目ぼれして購入した。今でも時々表紙だけながめてうっとりする。色合い、目、髪、すべてが生きている。すごくいい。2022年で一番好きな表紙。レビューで真珠の耳飾りの少女のことを書いてらっしゃる方がいたが、なるほど確かに同じような角度だなと思った。表紙の女性は片耳しか耳飾りをしていなくて、裏表紙には首飾りのようなものが描かれているのだけれど、作品を読むと片耳だけの耳飾りとこの首飾りのつながりがわかる。本当にいいカバー。私はこの短編集ですっかり作者のファンになり、別作品も全巻購入してしまった。ストーリーもいいのだけれど、とにかく絵がいい。ただうまいとかきれいだとかいう絵ではなくて、なんか生きてる、動いてる絵。すごくいい。作者が細部までこだわって、工夫して描かれているのはすごく伝わってくるし、いろんな人にぜひ読んでみて!と言いたくなる作品。
一番好きなのは「悪くはねえけど」。まさに「何もかもひっくるめて人生はつづく」、いい話だと思った。また、「その時がきたら」について、作者があとがきで、「何もしないということを根気強く続けることでしか表されない信頼」というようなことを書かれていて、すごくささる言葉だった。こういう作品は、思い入ればかり強くなって大した感想が書けない。でも本当によい短編集。なお、武田登竜門先生ご自身が書いてらしたのだが、「TL小説とまんがにっぽん昔話のエッセンスが随所に見える短編集」とのこと。TL小説ってどこら辺がそうなんだろう、気になった。
延長12回並の長文感想
ネタバレ
2022年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集。
少し変わってるのが、長めのお話もあれば短めのお話もあり、そのため次の話はどうなるんだろう、と読んでて引き締まる感じがしました。
印象に残った点を3点。
批判を恐れず引かれてもめげずに書けば、まず10分警官。
これが1番印象に残ってます笑。
この期に及んでもまだ、ってところが頭ぐらぐらしました。
ぶっ飛んでますね。
これ、割と語れるんですが一個だけ。
一般的に男性ってイメージが大雑把だけど、意外と小心者。
なので、ほんの些細な何か気になってることがあったりすると駄目になったりする。
まぁ物語なのでその辺はファンタジーだったりするし色々綺麗に描いてるから言えることですけどね。
粗暴では無い男性(犯人と書こうとしてなんか違う気がした)が冷静に欲を語る様はどういうことやねんってなりました。
倒錯したフェチや世界観だけでなく、結婚式の後とか色んな感情の要素が詰まっていて興味深かった。
読んでる時は深く考えてないですけどね。

さて、二つ目は「悪くはねえけど」。
二人の関係性を上手く描いています。
端的にいうと、超えた関係性ですね。
友人って社会人になると、一定の距離を保ちます。保つ必要がある。
このお話のような関係性は時間を積み重ねないと無理だし、重ねても無理が多い。
そして、かといってこの関係が「素敵」なわけでもない笑。
腐れ縁に近い感じ。
あまり漫画では見ない関係性で印象に残りました。
大抵もっと素敵なお話になりますからね。
素敵でも無いけど、「駄目」でも無い。悪くないまで言うと言い過ぎな気がします。
まぁ、「クソみたいな出来事が色々あったんやろなぁ笑」と思いました。
ネクタイ見つけてショックを受けるというより文句を言う、これだけでも超えてきてますもんね。

最後の点は、あとがきです。
普段はあまり読まないんですが、ここは色んな経緯や狙いを面白く読みました。
わかる、なるほど、となるところも多かった。
それはどうだろうみたいなところも勿論ありました。

以上なんですが、作品と関係無いんですが、感情レビュー三部作を企図(笑)。
このレビュー自体は短編集のどの辺りに興味を持つかというレビューなんですが、まんま書くのは良い歳して天の邪鬼というか恥ずかしいというか。
ふと思い立ちツーシームで以前から書いていたコチラにしました笑。
二部は頑張れたら🌀
よかった
2022年8月13日
きれいな絵ではないような気がするけれど、とても魅力のある絵だと思った。「大好きな妻だった」という作品が評判だったようで、それを知ってその作品だけ期待しすぎたせいもあってか、「大好きな妻だった」に関してはわりと簡単に先が読めたし、特に珍しくもない展開だと私にはおもえて、さあいい話だから泣いてくださいと言われているような気もしてあまりささらなかった。ただ、収録作すべてにいえるけれど、一コマ一コマの表現、書き込みみたいなものはすごくよくて、よく考えられていると思う。セリフで変に説明せず、ふとした絵だけでこちらの想像のはばを広げてくれるような、気づかせてくれるような、いい絵だと思えた。「10分後に警察は来た」、「楽園」、「よかったね」「悪くはねえけど」などは、さあいい話ですよといった押し付け感もなく、いい人たちのいい話でもなく、ひねりがあっておもしろいと思えた。総じて不思議な魅力のある作品たちだと思う。
シュール
2022年4月16日
……妻の単話を買い、気になってたので買いました。

内容的に、青年コミックながら爽やかで、
単話集なのであっという間に読み終わりました。

良かったです。
短編集です
2022年11月23日
少し短めのものから、長めのものまで色々です。ちょこちょこ短すぎて ? となるものも…好みが別れるところかと。ブラックジョークが効いてるのもあるので面白いです
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う〜ん
2024年12月25日
評価が高いので購入してみましたが、ワタシ的にはイマイチだったかな。
どこかで読んだ話って感じの物語が続きます。
まぁ漫画のストーリーって大体そうなんですが。
作者のオリジナリティを少しでも感じる事が出来ればよかったけど、それも無く。
しかし画力に助けられてます。
でも、ちょい描き込みすぎかな。スマホ画面だと読みにくい。
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広告に載ってた作品
2023年5月12日
ずーっと気になってたから買ってみた。
ん〜正直どれも中途半端(汗)
消化不良ばっか引き起こす短編集でした。
好きな人は好きなんだろうな…
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作家名: 武田登竜門
ジャンル: 青年マンガ 恋愛
出版社: KADOKAWA