ネタバレ・感想ありライム ‐RHYME‐のレビュー

(4.0) 2件
(5)
0件
(4)
2件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
※星はほぼ巻頭作の評価です
ネタバレ
2025年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで巻頭作を読み買いました。
生体スーツという奇想と、一夜の冒険を元にしたラブコメが大変素敵です。

……その一方で読んだ中で特にもやっと来たのが「NOISE」
しゅ、主人公の言動がフツーに詐欺&毒親(子供の性別も忘れてる)でいくら何でも……
しかもそれ(詐欺)やってるの奥さんの「パパの店」て人様の店で何してんの!?
そりゃギャグ描写とはいえ奥さんもケツ蹴っ飛ばしますよ……

加えてダチの千伝はレコード会社勤務という形で業界入りした上でバンドやろうとすると、
遠回りなだけで真っ当に夢に向かって進んでたの踏まえると、
中学時代の件って「他の皆はバンドより学業を選んだ」とかじゃ無さげなので、
「主人公がシャレにならないやらかしをした」のが原因じゃないかと邪推してしまったりします……
(「アコギな商売」の初犯がこの時とか?)
悲しい事にそういう「シャレにならないやらかしが原因で解散・離散」て、
令和の今でもままありますしね……

フーちゃんの件はまさに「蜘蛛の糸」のような「最後の救済」だったんだろうなと思います。
いいね
0件
カラー多めでファンタジックな短編集
2023年6月24日
ページ数は120程度と少なめ。
紙本は変形版の正方形だったようです。カラーページも多めの、ちょっと特別な本。
同著者の『妖精の秘密』と収録作がけっこう被っているので、試し読みの目次で確認すると良いと思います。
ただ、その被った収録作の内、『RHYME』『映画館に続く道』『砂漠の子』の3作がカラーで見られるのはとても有難い。
好きな作者さんで、甘めの星4つ。

@サブスク
レビューをシェアしよう!