ネタバレ・感想あり女の子がいる場所はのレビュー

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たくさんの方に読んでほしい
2023年7月14日
先進国の中でも日本は男女の格差がこの作品に登場するいくつかの発展途上国よりも大きく、世界水準のランキングでは日本が想像以上に下位の方にランクインしている事は、意外と知られていない。本当に情けない…と日々思う中、こういう作品を描いて下さる作者さんに心から感謝ですね。
いろんな世界の10歳(?)のわたしたち
2023年5月26日
主人公は全て10歳の女の子なのでしょうか。ちょうど自分のうちとよそのうちの違いに気づき始め、世の中に目が向く時です。作品紹介文から、硬い難し目の話かと読むタイミングを測っていましたが、とてもやわらかくて優しい目線で難しい状況が描かれていて、色々と素直に腑に落ちました。小・中・高校生でもすんなり読めそうなのが素敵です。大きな賞を受賞されたのも納得の物語でした。
もっとこういう漫画があればいいのに!
2023年5月26日
まずは、感動しました。今まで読んだ事のないタイプの漫画でした。作者さんの作品は20年以上前に女性誌「コーラス」でおしゃれなショートストーリーを拝見していましたが、年月を経て同窓会のごとく再会してみると、とても勉強され漫画家として芯のあるお仕事にたどり着かれたのだな、と感慨深いものがあります。
文章では固くなってしまう内容も漫画なら多くの人に伝えられる。
もっともっとこんな素敵な作品が世に広まり、後進も育てばいいのに…と願わずにはいられません。
老若男女に読んでもらいたい
2023年5月7日
女性だというだけで、こんな差別があることを本当に疑問に、悲しく思います。
私の子どもは息子ですが、小学生高学年になったら読んでもらいたいなと思う作品でした。
おすすめです。
読んでいて苦しくなる
2022年11月1日
こんな思いを抱えて生きてる女の子が沢山この世にいること、同じ歳の頃に読みたかったです。私は姉妹だけで育ったのもあり、今も日本にある男女差別を感じることなく大きくなってしまいました。結婚して子供がいる今、ようやく当然のようにある男女差別と戦う日々になりました。今度はそんな話も描いて欲しいなと思いました。
知ってはいたけど、改めてみると悲しい
ネタバレ
2022年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本でも女性の立場はまだまだ弱いと思う時がたまにある。でも貧しい国だったり、宗教が根付いている国、戦争がある国では日本とは比べものにならないほどの女性差別があると改めて知り、悲しくなった。
親が決めた婚約相手と生涯を共にし、勉強や外出も思うようにできないなんて、人間として扱われていないのと一緒。こんな悲しいことが世界各国で起きていると思うと、女に生まれたというだけで悲しい人生になってしまうのかと思うと、胸が苦しくなった。
彼女たちが好きなことをして、好きな洋服を着て、好きなところ出かけられて、結婚をしなくても十分に暮らせていけて、結婚をするならば自分で選んだ人として欲しい。
今すぐに、なんていうのは難しいけれど、これからは良い方向に変えていかなければいかないなと改めて思い直した。
男性にも女性にも、大人にも子供にも読んで欲しいと思った。
Twitterで一話無料から来ました
2022年6月11日
Twitterの一話無料を読み購入したいと思ったら、立ち読みも増量していたので二話目も読みました。
老若男女に読んで欲しいです。遠い国の話じゃない、わたし達の物語です。
みんなに読んでもらいたい
2022年6月10日
老若男女を問わず読んでほしい、ここに出てくる女の子たちのことを知る人が一人でも増えることがこの世界がよくなる一歩になると思う。
考えてしまう
2024年9月1日
いつまで"女"は自由を奪われなければならないのか。どこまで"女"は我慢しなければならないのか。サウジアラビア、モロッコ、インド、日本、アフガニスタンの男尊女卑等の理不尽さと、そこに疑問を持ち、違う未来を夢見る女の子たちの話。
読む前からしんどいだろうなと思っていましたが、やはりしんどい。また、人を救うはずの宗教が逆に人を苦しめいる気がしてならないと言う疑問。
それでも前向きな女の子たちが社会で活躍することによって、今より未来は明るくなるのかもしれない。
女性は抑圧されているのだろうか
2023年10月28日
一神教の社会を想像してみて欲しい。それぞれの神様が良い教えを説いて、その通りに生きることが信仰に繋がる。戒律があり、反することは許されず、社会が構築されてきた。そして、外圧による変革を認めることは、まず無い。国連に言われました、「へへぇ〜」等、考えられないこと。意固地な爺を相手にする様に接するのが寛容かと。
自分は幸運だったと思い知る
2023年5月21日
私にとっては新しい内容ではありませんでしたが、より具体的に描かれていたので、女性差別の入門書として若い人に読んで欲しいと思いました。
第27回手塚治虫文化賞<短編賞>受賞作品
ネタバレ
2023年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネットの宣伝で知り、購入しました。 モロッコの「しかめっつらとメガネ」が一番、共感しました。 私自身が子供の頃に言われた言葉に近かったので・・・ 40年くらい前ですが、日本でもまだまだそんなことが言われていた時代でした。 でも現在も、女性が高学歴すぎると、言う人はいますね・・・ そんな背景を描いているのが日本の「おばあちゃんとママとパパ」でした。 こらからも違う国や、男の子のことも描いて欲しいと思いました。
後からジワジワくる
ネタバレ
2022年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ギャクタイシーンなどが無くて良かった。そんなシーンが描かれていたらどうしようかと、怯えながら読み始めた。わかっていたつもりだが、読み書きが出来ないと起こるべきことをきちんと理解していなかった。本を読める、手紙がかけるということは、こんなにも豊かなことだったのね。小学生で読んでいたかった作品。でも、日本の話は小学生の私では何が問題なのか、分からなかっただろうな。
サウジに
2022年10月11日
サウジアラビアに親戚がいて、そこの娘さんが最後に会った数年前にちょうどサルマと同じ年頃でした。(今は高校生くらいかな)日本滞在中は可愛い服を着て楽しそうに過ごしていたけど、国に戻ればこのような縛られた生活をしていたのだなと思うと切なくなりました。ここ数年は女性でも仕事ができるようになったり表で活躍できるようになってきたようですが、まだまだ男女の差が激しい国ですね。
あの子が自由に自分のやりたいことをできる、すてきな女性になれるといいなと思いました。
性別で幸せが決まるなんて、、。
2022年9月8日
やまじさんの独特の空間のとりかたと絵柄が大好きです。そのためにストーリーが静かに心に染み入ります。
描いたテーマは余韻を残して色々、考えさせられます。
日本だけ
ネタバレ
2022年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本だけなんかきれいごとだったなぁ。
日本でも低所得のシングルマザーが生活の為に再婚する話なんていくらでもあるのに、なぜ日本だけ高学歴で大学准教授なんて母親にしちゃったのか。
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作家名: やまじえびね
ジャンル: 女性マンガ 歴史
出版社: KADOKAWA