コンピューターが世界を支配するという設定のマンガの金字塔は手塚治虫氏の「火の鳥 未来編」だと思っていますが、こちらの作品はとても平和でドリーミーなストーリーでした。まあ、「優良な遺伝子を作る」ためのプログラムになぜ男二人?オメガバ設定ならいざ知らず、と最初に大きくつまづいてはいますがw もう少し二人の過去を前面に持って来てほしかったし、エッチを描くための設定という感は否めませんが、全体として面白かったです。絵は、よくあるタイプで、状況説明のためのロングが少ないなどわかりにくい所もあるのが残念ですが、きれいです。