北川みゆき作品にハマり、読み漁っています。これで三作目です。こちらはなんて言うか、他にないくらい狂愛の物語です。内容もヒロインが揺ら揺らするせいで、途中からぐるぐるぐるぐる何度でも同じことをループしているようでした。「嫌ーッ」って狂ったように叫んで、狂ったようにやっぱり由貴が一番ってなって、また戻って。読んでいるこちら側も狂ってきそうな感覚がしました。でも、このループの先に何が待っているか見届けようじゃないかと思い、最終巻まで読み切ったわけです。最終巻は衝撃的でした。沢山泣きました。思いっきり突き落とされて、持ち上げられて、放心状態です(*_*)しばらくは胸焼けで少女漫画が読めないと思います。