面白い!韓国の李王朝(多分光海君あたりを描いてるんだろうけど)みたいな宮廷で、世子ヒーローと義理の母である中宮(世子の弟大君を生んでいる)との確執がバックボーンになっている。権力の中枢での確執はヒーローの命取りにもなる重たさ、疑念、誰をも信頼できないのは辛く、性格がねじ曲がってもしかたないね。そこへきてヒロインは泥の中に咲く蓮の花のように純粋でヒーローの疑心暗鬼さえ溶かしていくよう。韓国王朝物はTVドラマで見慣れているので違和感なし。でもPCで読む人間にはタテヨミは辛い(個人的意見)これから主流になるというけれど、若者もいつかは年を取る、たて読みが辛い人の為ぜひヨコヨミも販売して欲しい。