ネタバレ・感想ありかえで子ども食堂のレビュー

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子供たちの気持ちに寄り添ってイイ作品
2024年3月21日
僕らが子供のころは、戦後間もないせいか「子供が元気に育つことは良いことだ」という雰囲気があった気がします。 最近は何だか大人たちの事情が優先されて、いつの間にか子供のことは後にせざるをえないような、複雑な世の中になりました。 子供が孤独感や、様々なツラさに向き合っているかもしれない様子を表現しているマンガかもしれないです。 多分リアルな話がもとになっているのでは…? 成長期の子供たちは、食べることが大好きだと思います。あと、家族の愛情を感じて安心感を感じて過ごしたいのでは…?そういうことを考えさせてくれるマンガです。 そういえば給食のおばさんたちは、給食費とメニューのやりくりにとても苦労してらっしっるという、ドキュメンタリーをみました。豊かなはずの日本で思いがけない問題だなぁと思います。 いろんなメディアをとうして子供たちのまわりの問題を皆で知って、何かしら改善策があるといいなぁと思います。 子供たちが安心して生まれ変わってこれる世の中だとイイのに…。
毎日無料で\(^o^)/
2024年10月28日
今作はそれぞれの家族の再生の物語を描いている、
その舞台が「かえで子供食堂」

クラシカルな作画に良いエピソード、
現実の厳しさも取り入れて
考えさせられつつも、楽しませてくれる作品。
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こども食堂
ネタバレ
2024年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 週に1回だけ子供たちの食堂になる居酒屋さんのお話です。いろんな事情がある子どもたちや時々親も、みんなで楽しくご飯を食べているのが微笑ましいですね。深刻な事情がある人だけが利用できるというものではなく、けっこうゆるくやっているので雰囲気も柔らかな場になっているんだろうなと思います。子どもも大人も少し休憩して元気をもらって、また頑張れる。素敵な食堂の物語だなあと思います。
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子ども食堂の存在意義とは
ネタバレ
2024年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 共働きなどでの孤食を防ぎ、貧困世帯やネグレクトで満足に食べる事ができない子どもを救う為に行っていると思っていましたが…。大人も、貧困のために満足に食べる事ができないなどで安くはありますが有料で食事をしています。ただ、本当に“この人たち“は子ども食堂が必要なのか、と考えることがあります。安く食べさせてもらえることが当然となり横柄な態度になる、また来ていない子どもに食べさせる為に無料弁当を要求する親もいると聞きます。美談に終わらせるだけの漫画は、はっきりと言って嫌いです。
子ども食堂問題は難しい
ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎日きちんと食事を食べさせてもらえていない子どもたちの存在は、今や社会問題になりつつあるけれど、それをマンガにして「いい話」で終わらせてほしくはないな。子ども食堂なんて必要ない世の中にするために、根本的な問題を解決する方向を目指さなくてはいけないんだから。
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作家名: まつもと史子
出版社: 秋田書店