このレビューはネタバレを含みます▼
同作者の『あくたの死に際』が好きすぎて先が読みた過ぎて待てないので別作品を作家買いしました。
面白かったです。何となくですが「小説を書いてる主人公」夜野蓮からあくたのキャラを想像してしまったり、別キャラを彷彿とさせるところもあって『あくた～』を読んでいる人ならば、『あくたの死に際』の構想の一番根底にこれがあるのかもな…？とそういう面からも楽しめる作品でした。ヒーローの朝日奈くんが格好良すぎて欠点がほぼないような感じなので、守られる溺愛系やブロマンス好きな人、微ＢＬが好きな人に向いている作品です。一途に思われているのを見てにやにやするものかもしれません。
個人的に全体的に好きな系統でしたが、ラストがちょっとすっきりするとは言い難く、「結局どうなった」ということがあまりはっきり描かれていないので、その辺は好みが多少分かれるところになると思います。主人公の心の葛藤が殆どで、実際にとんでもないことが起こるとかはありません。あくまで日常的な話です。
『あくたの死に際』が好き過ぎるので、この作品は星４にさせていただきます。
買ってみて面白さを確かめてみても良いかもしれません。
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