アクシズショックから約2年···
かつてホワイトベースのクルーであったキッカが19歳の大学生として小説家を志すところから本作の物語は始まる。
その時代、英雄アムロ・レイは今なお行方不明として扱われていた。
が、3ヶ月後に開かれる第二次ネオ・ジオン抗争戦没者追悼式の慰霊碑にアムロの名前が刻まれる事を知ったキッカは、「撃墜王」「大英雄」と人々から称えられるアムロと、自分が知るアムロへの思いの乖離に疑問が拭えきれずある決心をする。
これはホワイトベース隊の新たなる1ページ、ジョブジョンを始めオスカやオムルといったスポットが当たりづらかった元ホワイトベースクルーのその後の行方を知ることができる物語。
そして、ホワイトベース隊の縁の下の力持ち達から見たアムロについて語られる貴重な記録である。