分冊版が月一ペースで配信されてましたが半年くらい音沙汰も無いので終わったのかな?と
まあキリの良い場所ではありましたが
正直な話
評価は2を付けましたが色々と惜しい作品ではありました
この作品はやりたい事やコンセプトはかなりハッキリしていてそれを元に事件に巻き込まれる王子を陰から見護る主人公の話って感じなんですが
残念なのは読み手の喜ばせ方を知らないという点ですかね
例えば王子を可愛らしい王女にするか逆に主人公を女の子にして恋愛模様を描かせてみるとか
そんな配役の置き方を変えたら面白くなりそう
だいたい主人公の連れの女騎士が使う能力の方がよっぽど主人公適正がある能力なのも残念な点ですし
あんな身体に負担のかかるけど時間経過で無限に強くなるとか条件付きのチート過ぎな加護を後出しじゃんけんみたいに出してくるのが許されるのは冨樫先生くらいですよ
孤児に酷いことをする輩に激怒する辺りも主人公適正高いですし
逆に本来の主人公は設定上で感情を表に出すのが苦手だったりそもそもが淡白過ぎて盛り上がりに欠けるんですよね
そんな感じで世界観はかなり良く作られてるのに割り当てられた配役が読み手受けしないのが1番の失敗でしょうか
男性の読者を意識するなら先も書きましたが可愛らしい女の子を1人は作るべきでした
女性向けなら主人公をもっとチャラい感じの長身ロン毛にするとかで腐らせるとか王子をショタにして守護らせたくするような庇護欲を掻き立てるようにするとか
他の作品でも書いたことありますが自分の好きな事を書くだけでは売れませんのでプロなら読み手を意識した世界を作ってください
蛇足ですが
作画はこれなら原作者が5年くらい頑張って自分で描いた方が良いレベルでよく無いですね
基本作画は評価に含めてませんが当たり外れの多い業界ですし原作者が小説家って訳でも無いのでしたら自分で努力して描くのも有りかなってレベルの外れでしたね