「ダーリンは絶滅危惧種」と地続きで、時間軸としては完結後のようで、その後の登場人物達がチラホラ出てきて嬉しいです。
前作以上に変態を極めた感じの登場人物達がやりたい放題暴れるので、なんかちょっと最初はついていけなくて傍観するような視点で読んでいました。しかし、それも束の間。読み進めれば無意識のうちに自分の感覚を変態へ寄せて読み始めていて、普通にめっちゃ笑っていました。みんなあまりにも当たり前のように変態だから、読んでいる私も何かが解放されるのかもしれない(笑)そんな中でも笹原先生が必死になって自分の恋心を律しているところは教師の鑑だなと思いました。教師が生徒を好きになるのは仕方ないにしても、未成年に手を出すのはダメだと思うので、笹原先生には神崎君が卒業するまでとことん葛藤して苦しみ抜いて欲しいです!